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2006年2月11日放送
質問1 体が温まり、風邪の予防にもなるお酒のレシピがあれば教えて下さい。
答え
答え1 風邪の予防には体を芯から温め、栄養を補給して水分を十分に取り、ゆっくり休み、体力を蓄えることが大切です。お酒そのものは薬ではありませんから明確な効果があるとはいえませんが、昔から卵酒が風邪予防に飲まれてきたのも、この理由からですね。体を温めるために、またリラックス効果があるといわれて、ナイトキャップとして古くから飲まれている温かいクテルをいくつかご紹介しましょう。 たとえば、数多くのハーブを配合してつくられているカンパリ。カンパリはソーダやジュースで割っておいしいリキュールですが、お湯で割った温かい「ホット・カンパリ」は、寒い季節に人気です。
また、薬草系といえば、古くから「秘薬」としてフランスの修道院で作られてきた「シャルトリューズ」もおすすめ。こちらもお湯割りで召し上がると、体が温まり、疲れた体を癒してくれるでしょう。ハーブとハチミツは風邪の予防やノドの痛みにも効果があると言われていますので、ハチミツと、何種類ものハーブが調合されている「ドランブイ」というリキュールもいいですね。ドランブイにその効果があるとはいえませんが、レモンとお湯を加えれば、心身ともに温まるカクテルができあがりです。また、ラム酒にお湯と砂糖とバターを入れた「ホット・バタード・ラム」というカクテルは、イギリスでは「風邪の特効薬」ともいわれているそうです。ただし、飲み過ぎてそのまま床などで寝てしまわないようにすること。温かい布団に入って早く寝ましょう。風邪予防の完成です。
答え
質問2 ココアを毎日飲んでいますが、太らないかと心配です。ココアのカロリーについて教えて下さい。
答え
答え2 市販の缶入りのミルクココアは190gの缶で100Kcal前後のものが多そうです。ココアはカカオ豆をすりつぶした後、含まれているカカオバターを取り除いたものです。ですから、ココアパウダー自体のカロリーはそれほど高くなく、1杯分のパウダーをお湯で溶かしたストレートのココアのカロリーは、メーカーによって製法など成分に差はありますが、おおよそ30から40Kcalくらいでしょう。これに、お砂糖やミルクをたっぷり、生クリームなどをそえると確かに相当なカロリーになりそうですね。
ココアにはポリフェノールや繊維質が豊富に含まれるので、健康志向の方にも注目されています。リッチな香りやトロリとした甘さがココアのおいしさですが、カロリーが気になる方には砂糖を控えめにすることと、ミルクを低脂肪や豆乳に代えてみるのもお勧めです。
ココアを溶かすときにミントを入れて沸騰させ、ミントの香りをつけたお湯を使うと、一味違う大人のココアになります。バレンタインに生チョコを作られる方もいると思いますが、仕上げに使うパウダーはぜひストレートのパウダーを使ってみてください。ケーキミックスを使って作るバレンタインケーキにもストレートのココアパウダーを大匙2、3杯入れてみてください。甘いものが苦手な方ももう一切れと手が出ると思います。
答え
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