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2005年10月22日放送
質問1 自宅で作れる健康系のカクテルがあれば教えてください。
答え
答え1 カクテルも、その時々でいろいろな流行がありますが、今は、健康系のカクテルがブームといわれています。 健康系というと、カロリーが控えめだったり、体によいと言われている材料を使ったり様々ですが、 今日は、ご家庭で簡単にできる、黒酢や豆乳を使った健康系のカクテルをご紹介しましょう。 使うお酒も、アルコール以外、カロリーに関係のある成分がほとんどないウイスキーを使いますが、 今、静かな流行りのモルトウイスキー(北杜とか)が特によくあいます。
まずは「ハニーモルトサワー」というカクテルで、ウイスキーと市販のはちみつ黒酢ドリンクとソーダ(炭酸水)を準備してください。作り方はいたって簡単。氷をいれたグラスに、グラスの底から指を1本分、底から1.5〜2センチ位の量のウイスキーとそのウイスキーよりやや多めのはちみつ黒酢ドリンクを入れて、ソーダを入れたらできあがりです。ソーダのシュワシュワ感に、甘酸っぱさが加わった爽やかな味わいで、ウエルカムカクテルとしてもお勧めです。
もう一つは「モルト・ソイ・ラテ」。まず、ウイスキーと、カルーアなどのコーヒーリキュールと、豆乳をご用意ください。 作り方は、氷を入れたグラスに、グラスの底から指1本分の量のウイスキーと、ウイスキーよりやや少なめの コーヒーリキュールを加え豆乳でグラスを満たして、よくかき混ぜたらできあがりです。 豆乳の存在感と、カルーアの甘さとウイスキーのコクがあいまって、甘すぎない大人のカクテルです。 せっかく健康系のカクテルですから、おつまみも、健康系がいいですね。たとえば、同じナッツでも素朴な大豆や大豆に黄粉の風味をつけたもの。また、しっとりとした食感のフルーツケーキもよく合いますので試してみてくださいね。
答え
質問2 日本茶は緑色なのに、何故「茶色」といえば緑ではなくブラウン(土色)なのですか?
答え
答え2 今でこそ日本茶といえば、あの緑色が思い浮かびますし、グリーンティといえば海外でも通じる日本の煎茶などの代名詞となっていますが、もともとお茶の色は緑色ではなく、茶色だったのです。 飲むお茶として、最初に中国から日本に伝わったのは奈良時代、当時のお茶は、茶葉を固めた団茶というもので、このお茶の色は茶色でしたが、薬として一部の人だけに珍重されたようでした。
鎌倉時代にお茶の木が日本に伝わり、栽培が盛んになってからも、一般的なお茶は新芽も古い葉もいっしょに摘んで、灰汁で煮て、揉んで干して、乾燥するなどで茶葉にしていたため、赤黒く香りの薄い飲み物だったそうです。ですから、昔の人達にとって、お茶の色が緑ではなく茶色ということは全く違和感がなかったものと思われます。また、日本で茶色のことをお茶の茶に色と書いて茶色という言葉で呼ぶようになったのは、 お茶を煮込んで染めた布の渋色を茶色といったのが始まりともいわれています。染物の色としても茶色だった、というわけです。 なお、薄緑色の煎茶が登場したのは、江戸時代中期、もっとおいしいお茶をつくりたいと工夫を重ねた 宇治の製茶業者によるものだそうです。その後、さらなる技術の発達によって、現在の鮮やかな緑色の緑茶が完成されました。
答え
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