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2005年10月08日放送
質問1 チーズフォンデュを食べる時ビールを一緒に飲むと、チーズが胃の中で固まってしまうと聞きました。本当でしょうか?
答え
答え1 ビールと一緒に食べても胃の中のチーズが固まるということはありません。 本場のスイスでも冷えたビールや白ワインがメニューに載っていますし、皆さんチーズフォンデュに合わせておいしく飲んでいます。脂分を溶かす性質の少ない飲み物、水やジュースなどや冷たいビールを飲みながらですと、 口の中で溶けたチーズが固まりやすいかもしれないので、のど越しが良くない、という意味でそう思われたのでしょうか?胃の中には胃酸がありますので、強い酸の働きで食べ物を溶かしてしまいますので心配は要りません。 フォンデュにすると思いがけなくたくさんチーズをたべてしまいますので、もたれた感じがするのは食べすぎ、 飲みすぎかもしれませんね。
ビールもいいですが、チーズフォンデュには本来ワインの方が良く合います。チーズフォンデュ自身にワインを使用するので、やはりある程度辛口の白が合うと思います。チーズにはその土地のワインをあわせるのが お勧めですので、スイスワインでもいいですが、アルザスやオーストリアワインの辛口の白ワインやロゼワインは いかがでしょうか。ご家庭で楽しむときは、できれば溶かすときに使うワインも同じワインを使ってみてください。 おいしさが引き立ちます。甘くないシードル(りんご酒)やポワレー(洋ナシのお酒が)手に入ればぜひ試してみて ください。マイルドに仕上がっておいしいです。くせのない日本酒を使うのも面白い味になりますよ。
答え
質問2 ビールやコーヒー、お茶など、大人の飲む物はどうして苦いものが多いのですか?
答え
答え2 大人がコーヒーやお茶、ビールなどの苦味や酸味を美味しいと感じるのは、 人間が成長の過程で精神的、文化的な観点からも苦味や酸味を楽しむことができるように学習したからなのです。だから大人は苦いものも飲めるのです。
どういう事か詳しく申しますと、ひとの味覚には甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つが基本味とされています。この内、甘味・塩味・旨みは「生理的な味覚」、苦みや酸味は「精神的な味覚」だと言われています。 甘味・塩味・旨みを感じさせる砂糖や塩、タンパク質などが、身体に直接的に必要な成分を含んでいるのに 対し、苦みや酸味は、身体にとっては本来「警告」ともいえる味。 「毒に対する警戒信号」であると考えられています。実際、毒性のある成分には苦いものが多いようです。 人類は進化とともにさまざまな経験と知識によって毒物を避けることができるようになり、 本来警戒信号であった苦味も味覚の一つとして楽むようにまでなりました。子供が苦いものがおいしく感じられない、というのは精神的な味覚に対する学習が不十分であったということであって安全上避けなければいけないと言うことではありません。 むしろ新鮮な野菜や魚のはらわたの自然な苦味などは子供のころからある程度経験させて 味覚を育てることも必要なことだといわれています。ただ、コーヒーやお茶に含まれるカフェインは、日常摂取する程度の量であればそれ自体は害のあるものではありませんが、刺激が強いので、まだ感受性の強い小さい子供にはごく薄めにするか、ミルクなどをたっぷり入れたものにしたほうが良いでしょう。
答え
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