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2005年9月24日放送
質問1 いろんなお酒の飲み頃の冷やし加減を教えてください。
答え
答え1 飲み物の味や香りは、その飲み物の温度によって、感じ方が異なります。 一般的に飲み物は、温度が下がるほど、甘さはすっきり、酸味はキリッと感じるようになりますが、一方で香りは感じにくくなったりします。ワインなら渋みがイガイガした感じになる、といった具合です。 そんなことから、お酒の種類や質によっても飲み頃の冷え具合は異なります。
まず、温度が一番低いのがビール。春夏でしたら、4度から6度。秋冬は少し高めの6度から8度位が飲み頃です。冷蔵庫で4時間位冷やせば、おいしい温度になっていると考えていいでしょう。 チューハイや、一般的な冷酒も同じくらいと考えてください。ただし、冷酒でも吟醸酒などの香りや旨みを楽しむタイプは、少し高めの10度から15度位がお勧めです。
続いてワインの場合ですが、スパークリングワインや甘口の白ワインはビールと同じ位に冷やしておいしく召し上がれますが、辛口の白はそれより少し高めの12度前後、日常的な赤ワインは吟醸酒と同じ10度から15度位がいいでしょう。ボルドーやブルゴーニュのようなしっかりしたタイプの赤ワインは、15度から18度くらいですが、冷やさなくてもそのままでOKです。
よく冷やしたほうが美味しいのは、炭酸のあるものや甘いもの。逆に冷やしすぎないほうがよいのは、香りや旨みを楽しみたいもの、渋みのあるもの、と覚えておくといいでしょう。 なお、どんなお酒でも、急いで冷やしたい時は、冷凍庫には入れないで氷水に漬けることをお勧めします。 だいたい20分くらいで飲み頃になります。
答え
質問2 手軽に作れる健康ドリンクのレシピを教えてください。
答え
答え2 手軽に作るというと、ミキサーを使うのが便利です。ミキサーで作ったジュースは、市販のジュースに比べて、固形分や繊維などが残っているため、お通じのためによいですし、食感も楽しめます。また、果物や野菜に含まれる酵素やビタミン類もそのまま摂ることができます。 ただし、生の野菜の中でも、ニンジンなどに含まれる、アスコルビナーゼという酵素はビタミンCを破壊する働きがあるので、レモンやお酢など酸性のものを加えて、一緒に使う野菜や果物のビタミンCを守ることが大事です。
朝食は食べる気がしない、という方に簡単にエネルギー補給ができるジュースのレシピをご紹介しましょう。牛乳と小さく切ったバナナ、リンゴ、ニンジン、に大さじ1杯位の黒酢を加えてミキサーにかけると、食欲が無いときの朝ごはん代わりにもなるジュースのできあがり。カロリーが気になる方は、低脂肪の牛乳を使ってもいいですね。 また、腸の働きを促すレシピとして、小さく切って茹でたさつまいもと牛乳、はちみつ、レモン汁、氷を入れてミキサーにかければ、お芋の繊維をジュースとして手軽に摂ることができます。
そのほかに、使う果物や野菜はお好みにあわせて、リンゴやニンジン、茹でたほうれん草、キャベツ、レモンやお酢などを組み合わせて、市販のジュースと一緒にミキサーにかけてもおいしいジュースができるので、いろいろ試してみても楽しいです。
答え
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