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2005年8月13日放送
質問1 冷酒をカクテルのようにして飲みたいのですが、口当たりがよくて香りの高いカクテルのレシピを教えてください。
答え
答え1 日本酒はそのまま飲んでもおいしいものですが、その味わいをさらに引き立てるため、日本酒ベースのカクテルも結構多く考えられています。日本酒と相性がいいのは、かんきつ類の果汁です。 清酒特有の香り、酒くささをうまく隠してくれます。 特に日本のかんきつ類のすだち、かぼす、ゆずは、雰囲気もぴったりで抜群のおいしさです。 また、果実系のリキュールも、あわせやすくおいしいカクテルになります。
ベースにする日本酒を選択する場合、日本酒はもともと味が強くないので、しっかりとした味わいのあるものが よいでしょう。例えば、原酒のようにアルコール度数がやや高く味わいが濃厚なものや吟醸酒のような華やかな 香りのあるものがお勧めです。通常の日本酒よりもアルコール度数の低い、低アルコール清酒なども、甘み、 酸味のバランスがよく、カクテルに向いています。
ご家庭でも簡単にできるカクテルをご紹介すると、特に有名なものは、”サムライロック”と呼ばれるもので 日本酒にライムジュースを3:1の割合で混ぜたものです。ライムの香りが清酒独特の香りを抑えてくれるので、 抜群の飲みやすさです。また、今の季節であれば、日本酒にマンゴーのリキュールやパッションフルーツの リキュールを5:1位の割合で混ぜ合わせても、簡単でおいしいカクテルになります。是非一度お試しください。
答え
質問2 熱中症の予防になる飲み物や水分の取り方について教えてください。
答え
答え2 熱中症予防のポイントは、こまめな水分補給とナトリウムの補給です。 熱中症とは、熱によって起こる、熱痙攣とか、熱疲労、熱射病などの体の異常です。 暑いと私たちは汗をかきますが、汗は蒸発するときに体から熱を奪って、体温が上昇しすぎるのを防ぐ役目を しています。しかし、汗によって失われた水分を補わないと脱水症状になったり、汗が出なくなって体温調節が できなくなる場合があります。また汗ってしょっぱいですね。つまり汗をかくとお塩の成分でもあるナトリウムも 出ていってしまうので、血液中のナトリウム濃度が低下して、筋肉の痙攣などが起きることがあるのです。 ですから、水分補給する時には、0.2%程度の食塩と5%程度の糖分を溶かして一緒にとるといいと言われて います。加える食塩の目安としては、コップ1杯200ミリリットルだとすると0.4g位を加えるといいでしょう。 (塩分の制限をされている場合には、ご注意くださいね)。
昔から、夏場に麦茶に食塩や砂糖等を少し加えて飲むというのも理にかなったことなんですね。 また、特に気温の高いところでスポーツ等をする場合には、体温の上昇を防ぐためにも、15分とか30分ごとに、 休憩をとって水分を補給するようにしてください。一般的にスポーツドリンクは、ナトリウムを始めとして、 汗と一緒に失われがちな成分をバランスよく含んでいたり、飲みやすい味になっていたり、また飲んだ水分が 体内に吸収されやすく工夫されています。さらに最近では、食塩では味がしょっぱくなることから、味に影響せずにナトリウムをとることのできる重曹を加えたものもあります。 まだまだ暑い季節が続きますので、水分補給に気をつけながら、夏の暑さを元気に乗り切ってください。
答え
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