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2005年7月30日放送
質問1 今週はクリームソーダについてのお話です。
答え
答え1 クリームソーダ、正確に言うとアイスクリーム・ソーダ、果物のジュースを炭酸水で割るという飲み方は 古くから欧米諸国にはあったそうです。これにアイスクリームを乗せる、というのはアメリカ人のアイデアらしいです。アメリカ人のアイスクリーム好きは有名ですね。1876年、アメリカ、フィラデルフィアで開催された万博では、 クリームソーダがすごい人気だったという記録があって、このころにはもう一般的によく食べられていたのでしょう。
アメリカでクリームソーダというとアイスクリームがポコッと浮いているのではなく、 クリーム状のアイスが半分くらい溶け込んだものが出てくるんです。 日本式のものを食べたければソーダフロートとかクリームアンドソーダと言って注文するほうが良いようです。 缶入りのクリームソーダというものが日本にも輸入されていますが、これはバニラ風味のソーダ。 日本でいう「クリームソーダ」だと思っているとびっくりしますね。色もさまざまで、ブルー、ピンク、オレンジ、 ルートビア風味もあります。ただし、日本のあのメロン風味の緑色のソーダはまず見当たりません。 アメリカ人にとって緑色がメロンフレーバー、というイメージはなく、メロンは(夕張メロンのような)オレンジ色の イメージのようです。緑色はペパーミント系のイメージだそうです。 日本から初めてメロンフレーバーのリキュール”みどり”がアメリカに輸出されたときは、 大人気となって、いろんな新しいカクテルが生まれたんです。
ところで、クリームソーダがなぜ緑色なのかお分かりですか? これはあくまでも説なのですが、初めはいろんな味のものがあったのかもしれませんが、 日本人はメロンが好きで(メロンパンも人気がありますね)特にマスクメロンはおしゃれで高級感があるので、 メロンが一番人気で、メロンイメージのグリーンが定着したのではないかという説が強いんです。
日本では1900年始めにすでに銀座にある老舗のパーラーの前身、この頃は薬局だったんですが、 ここで、ソーダ水を飲ませるコーナーが設けられていたようです。 炭酸水は体に良い、ということで、薬局で飲ませることが多かったようです。 その銀座のパーラーでは今でもクリームソーダがメニューに載っていますが、これはグリーンのメロン味だけでなく、レモンやオレンジもあるようです。
答え
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