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2005年2月05日放送
質問1 花粉症対策に甜茶を飲んでいるのですが、普通のお茶よりも甘いのでカロリーが気になります。甜茶のカロリーについて教えてください。
答え
答え1 バラ科の甜茶が有名ですが、この100%のティーバッグであれば、1杯当たり1Kcal位ととても低いものです。
甘みを感じますが、砂糖などではなく、ルブソシドという天然の甘味成分で、甘味の強さは砂糖の50〜100倍といわれ、ほんの微量で甘みを感じる成分です。
中国では「甘いお茶」を「甜茶」と呼びます。甜茶には、バラ科、ユキノシタ科、ブナ科の3種類がありますが、とくにバラ科の甜茶には、独特の成分が含まれていて古くから健康茶として飲まれていました。このバラ科の甜茶は、中国南部だけに生育する植物で、以前は、中国国外への持ち出しが禁止されていた貴重なお茶といわれています。
このバラ科の甜茶に含まれる独特の成分はGODポリフェノールというもので、花粉症や通年性の鼻アレルギーなどのアレルギー症状を改善する働きがあることが、大学の研究等で明らかになり、テレビや雑誌でも紹介されたことからここ数年で日本でも一躍有名になりました。
現在では、ティーバッグやカプセルに入ったものなどが販売されています。ティーバックでしたら、一度に沢山つくって冷蔵庫で冷やしておいて、少しずつ飲むという方法もいいですね。さらに、レモンを加えて飲んでも、その成分への影響は全くありませんので、そのままでは飲みにくい、という場合には、そんな飲み方も試してみてください。
また、このバラ科の甜茶は、緑茶や紅茶といったツバキ科のお茶と違って、お茶と名前がついても、カフェインが含まれないことも特徴です。ですので、お子様でも、また、カフェインが苦手、という方でも安心して飲むことができます。
今年は、10年ぶりに花粉が大量に飛ぶことが予想されているようです。様々な対策を早めにとられて、少しでも快適に、この時期を乗り切ってくださいね。
答え
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