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2004年8月28日放送
質問1 ビールについて質問です。ビールの中にはビール酵母は入ってないと聞いたのですが本当ですか?これはどういう事なのでしょうか?
答え
答え1 本当です。 正確には、みなさんがお店で飲んだり、缶や瓶に詰めて販売されている一般的な生ビールには酵母は入っていません。とはいっても、酵母がなくては、ビールを造ることはできません。 簡単にビールの作り方をご説明しますと、ビールは、原料の麦芽から作った麦汁、麦の汁と書きますが、この麦汁に酵母を加えることによって発酵が始まります。醗酵によって麦汁の中の糖分が、アルコールと炭酸ガスに分解されることでビールができるのです。 できたてのビールを、さらに熟成させると豊かでまろやかな香りが生まれるのですが、酵母の役目はここで終わりです。役目の終わった酵母はろ過などの方法で完全に取り除かれます。 ビールの中に酵母が残っていると、輝くようなビールの透明感が失われくすんだような色になったり、容器内で再び醗酵が始まり、香味を変化させることがあります。ですから、皆さんのお手元に届くまで、おいしい状態の安定したビールの味を保つためには、酵母を完全に取り除くことが必要なんです。 皆さんが一般的に飲む生ビールには酵母は入っていない、というより残っていない、という方が正しいですね。
答え
質問2 フルーツポンチに入れたらおいしい果物や飲み物を教えて下さい。大人向けと子供向け、両方あると嬉しいです。
答え
答え2 そもそもフルーツポンチの「ポンチ」、この語源はインドのサンスクリット語で数字の「5」を意味する言葉だそうです。ですから、フルーツポンチをそのまま言えば「果物が5種類」、ということになりますね。 でも実際に作る時は、5種類という事にこだわらなくても大丈夫です。使う果物は、桃やみかん、パイナップルなどの缶詰めでもOKですが、今の季節であれば、冷やした桃やマンゴー、メロン、それにマスカットや梨などがおいしいですね。キウイやパイナップルなどもよく合います。 その果物を一口位の大きさに切って、透明で大きめのグラスなどに入れます。グラスの替わりに、半分にカットしたスイカの中味をくりぬいて、スイカ自体を容器として使っても楽しいです。また果物は、普通に切ってもいいのですが、丸い形にくりぬける、専用のスプーンが市販されていますので、それを使えば、全部の果物を簡単に丸い形にカットできて、見た目にもとてもきれいです。 そこに、大人の方であれば、よく冷やしたスパークリング゛ワインを注いで、ミントの葉を浮かべれば手軽で、とてもおしゃれなデザートとして楽しめます。スパークリングワインの変わりに、炭酸を注いで、フルーツリキュールかポートワインを注いだり、パンチ風にするなら、赤ワインを濃縮パイナップルジュース等で割ってお好みの甘さにしたものを注いでもOKです。 また、お子様用でしたら、あっさり味の果実飲料や炭酸飲料を注いで出してあげてください。
答え
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