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2004年8月21日放送
質問1 ウイスキーの綴りが「WHISKY」と「WHISKEY」で、“E”が入っているものと入ってないものの2種類ありますが、何故ですか?
答え
答え1 もともとウイスキーの語源は、スコットランド人やアイルランド人の源となったゲール族の言葉ウシュクベーハー、「生命の水」という意味からきています。このウシュクベーハーは時代を経るにしたがって、それぞれの地域や習慣のなかで今日のWhiskyやWhiskeyになったといわれています。
一般的には、スコッチウイスキーは「ky」、アイリッシュウイスキーは「key」を使う、といわれています。
日本やカナダでは「ky」が使われていますが、アメリカでは「ky」「key」が併用されています。
歴史のあるバーボンで「ky」が使われているもの見受けられます。法律用語では「ky」が用いられていますが、2つの綴りは、商取引の慣習の差とでもいうもので、スコッチでも「key」、アイリッシュを「ky」と綴った文献も存在しているようです。
またアメリカの初期のウイスキーの蒸溜は、アイルランド系の移住の人によって担われた為、アメリカでは「key」が多いという説もあります。「ky」を用いているのはスコットランド出身の移住の人が始めた蒸留所かもしれませんね。
答え
質問2 お酢が体に良いと聞きますが、どのタイプのお酢が良いのでしょうか?また、オススメの飲み方など、あれば教えて下さい。
答え
答え2 お酢には米などの穀物酢以外にも黒酢とか、バルサミコ酢、リンゴ酢、ワインビネガーなど数えればきりがないほどの種類がお店に並んでいます。
お酢の健康効果というのは、基本的に主成分である酢酸の働きですから、いわゆる食酢であれば、基本的に原料や値段に関係なく、どれを選ばれても一般的な健康効果は期待できることになります。
お酢の健康効用については疲労回復、高血圧改善、血糖値抑制、中性脂肪・コレステロール低下、利尿作用、悪酔い予防、血液サラサラ効果などが謳われています。お酢そのままでは飲みにくいので、蜂蜜を足したり、ほかのジュースに加えたりするといいでしょう。ただし、お酢は、本来強い酸性の液体であるためそのまま飲むと、食道などの粘膜を荒らしてしまう危険性があります。最低でも5倍以上に薄め、なるべく空腹時を避けて、飲むようにしましょう。ドリンク用として売られているのは薄くなっていると思います。
直接飲むだけでなく、毎日の食事に少しづつ使えば、自然にたくさんのお酢を採ることが出来ます。焼肉や焼き魚にちょっとバルサミコをかければ、さっぱりとした味わいで暑いときにも食べやすくなります。
お刺身や漬物もしょうゆの代わりに二杯酢を使えば、塩分を控えること効果もあります。一度おなべに入れて沸騰させておくと、ツンとしたにおいを取って、まろやかなお酢にして、冷やしたものをしょう油差しなどに入れて、食卓の上にいつも置いておくと便利ですね。
いろんなおかずにちょっとずつお酢を掛けて、食事のバラエティも広がり一石二鳥です。
答え
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