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2004年7月31日放送
質問1 カクテルって何を入れても「カクテル」と呼べるのですか?
答え
答え1 カクテルとは、お酒や果実飲料、炭酸飲料など様々な飲み物と混ぜ合わせたものの総称です。ですから複数の飲み物を合わせた飲み物なら、何でもカクテルと呼ぶことができます。
そのため、お酒の酒類や合わせる飲み物によって、甘いフルーティなものから、キリッと辛口のものまで味は様々で、色のきれいなものが多いので、目で見ても楽しめます。中でも、夏は海を連想させる青いカクテルが涼しげでいいですね。
青い色のカクテルといえば、ラム、パイナップルジュース、ブルーキュラソーなどを合わせてつくる、ブルーハワイが有名です。あの色は、ブルーキュラソーというリキュールの色ですが、あの鮮やかな青色は、実は今のところ天然の色素からは作り出すことが難しい色なのです。
最近、サントリーが青いバラの開発に成功したことがニュースになったのですが、バラの世界でも「青いバラ」というのは不可能なことの代名詞とされるほど難しいものと言われていました。
12世紀には「青いバラ」を求めたという記述がヨーロッパのバラ図鑑にあるので、約800年間、世界中の研究者が研究し続けても、実現できなかったということになります。
他にも「青い」といわれるバラは最近でてきていますが、青い色素が花びらにあるのは、サントリーのものが初めてなんだそうです。そして現在、もっともっと鮮やかな青に近づける研究が日々行われているそうです。
将来、ブルーハワイのような鮮やかな青色のバラを飾って、カクテルを楽しむ日も夢ではなくなった、というわけですね。
答え
質問2 麦茶の「水出し」と「煮出し」がありますが、栄養成分や日持ちについてなど、どう違うのでしょうか?
答え
答え2 一般的に、「水出し」の麦茶は、「煮出し」使う、粒のままの大麦を砕いて、それをティーバッグに入れています。
「水出し」と「煮出し」の大きな違いは、「煮出す」方は、作る時に沸騰させることですね。沸騰によって麦の殺菌ができることから、「煮出し」の方が「水出し」よりも日持ちはしそうです。
ただ、そうは言っても中性に近く、菌が繁殖しやすいため、酸っぱくなってしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ですから、作ってから2日程度で飲みきることをお勧めします。
栄養成分は「水出し」と「煮出し」ではほとんど変わらないといわれていますが、香ばしさは、煮出したほうがよく出る傾向にあるようです。最近では「水出し」でも、煮出したものと変わらないくらいおいしいものが多くなっているようです。
作る時には水にもこだわって、天然水を使えば、よりおいしさもアップします。昔は大きなやかんに、煎った粒のままの大麦を入れて、煮出して、冷蔵庫で冷やして飲む夏の飲み物というイメージでしたが今は、水出しで簡単にできて、とても経済的であることから一年中冷蔵庫の定番、という家庭も増えているようですね。また、ペットボトルでも売られているので、とても手軽に飲めるようになっています。
麦茶はカフェインが含まれていないので、子どもから大人まで、夏の水分補給には大活躍です。
答え
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