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2004年5月01日放送
質問1 飲み物の容器を見ていると、ビタミンCの量やカルシウム、カロリーなどが書いてあるのと、書いてないものがありますが、どうしてですか?
答え
答え1 栄養成分表示は、健康増進法という法律でそのルールが決められています。
例えば、ビタミンCが多いという特徴を表示している果実飲料に魅力を感じて購入した人が、実はそれはビタミンCだけでなく糖分もカロリーも多かったと後で知ったらがっかりするかもしれませんよね。
そんなわけで、「ビタミンCがレモン20個分入ってます。」とか、「カロリーオフ」といった、「この食品は栄養に関してこんな特徴がありますよ。」という表示をする場合は、表示したい栄養成分の量だけでなく「カロリー、炭水化物、たんぱく質、脂質、ナトリウム」の5つも同時に表示しなければならない、というルールになっているのです。 この5つについては、仮に含まれる量が0mgであってもです。
栄養成分表示のルールは、もとは栄養改善法という法律で定められていました。これは、戦後の不足しがちな栄養状態を改善するために作られた法律です。
しかし、現在では、飽食の時代という社会の変化に対応して、内容が大幅に改訂されて「健康増進法」として生まれ変わりました。
答え
質問2 ホームパーティーを開く予定があるので、スパークリングワインを出そうと思っているのですが、おしゃれな飲み方があれば教えてください。
答え
答え2 結婚式やパーティーの乾杯などで飲まれることの多いスパークリングワインですが、ちょっと手を加えるだけで、とてもおしゃれに楽しむことができます。
まずは、スパークリングワインにリキュールを落として、ちょっと色をつけた楽しみ方をご紹介しましょう。
スパークリングワインに、イチゴやカシスのリキュールを落とすと赤い色に、メロンリキュールなら緑色、ブルーキュラソーなど青い色のリキュールなら青色になります。オレンジジュースと半々くらいの割合にすれば、最も贅沢なオレンジジュースと言われる「ミモザ」という名前のカクテルにもなります。
また、イチゴやブラックベリーなどのフルーツをカットしてグラスに入れ、その上からスパークリングワインを注げばフルーツカクテルとして、見た目にもとてもきれいです。 こんな風にすると、最初の1杯目はそのままで乾杯して、次はカラフルに楽しんで、最後はフルーツに注いで、おしゃれなデザートとして、1本のスパークリングワインで色々と楽しめます。また、イタリアでは、ケーキと一緒にスパークリングワインを楽しむ、というのも当たり前だそうです。
答え
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