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2004年3月20日放送
質問1 シングルモルトウイスキーというのをよく耳にしますが、どういうものなんですか?
答え
答え1 シングルモルトウイスキーは、一つの蒸溜所のモルトウイスキーだけを瓶詰めしたウイスキーです。
ウイスキーの原酒には大きく分けて、大麦からつくるモルトウイスキーと、トウモロコシや小麦などの穀物を原料としたグレーンウイスキーがあります。
そのモルトウイスキーのうち、一つの蒸溜所だけで蒸溜、熟成して瓶詰めしたものをシングルモルトウイスキーといいます。また、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものは、ブレンデッドウイスキーと呼ばれます。
シングルモルトウイスキーは、それぞれの蒸溜所ごとに、個性的な香りと味わいが楽しめます。
例えば、スコットランドのアイラ島のものは強いピートの香りが特徴で、海の波しぶきを浴びるような場所にある蒸溜所のシングルモルトの香味は、しばしば潮の香りや海藻の香りに例えられます。
日本にも京都の「山崎」等様々なシングルモルトがありますので、皆さんも、色々なシングルモルトを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
答え
質問2 昔、学校の先生から、純水というものは決しておいしい水とは言えないと習いましたが本当ですか? だとしたら何の為に純水を使用するのですか?
答え
答え2 ミネラルウオーターに限らず、日ごろなにげなく飲んでいる水道水にもミネラルなどいろいろなものが溶け込んでいます。ほとんど不純物の入っていない純水はおいしいかというと、答えはNOです。なにも入っていないから“味気無い”のです。
日常の生活で使われるにはおいしくて安全であることが重要ですが、医薬品の製造や半導体の製造など、科学研究や産業技術の上ではもっと高純度な水が必要になります。化学的にイオン交換などを行い、純粋な水、H2Oが求められるのです。
人間がおいしく感じる水は、自然の泉から湧き出た水です。これにはカルシウム、マグネシウムなどのミネラルや微量な炭酸ガスがバランスよく含まれているから、おいしく感じられるのです。旨みというのは微量成分がかもし出すんですね。
答え
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