バックナンバー
2003年12月13日放送
質問1 もともとワインを温めて飲む習慣はあるのですか?
あれば、家でもできるホットワインのレシピを教えて下さい。
答え
答え1 ヨーロッパにも温かいワインを飲む習慣があります。
赤ワインに砂糖やシナモン、オレンジなどで風味を加えて温めたものです。
フランスでは、「ヴァン・ショー」、ドイツでは「グリュー・ヴァイン」といいます。
寒さの厳しい地方では、冬になると町の屋台などでこうしたホットワインを売っていて、休日のウインドウショッピングの合間、ふうふう言いながら飲んでる人をよく見かけます。
お家で作るには、小鍋に赤ワインと砂糖やハチミツを入れて、沸騰させない程度に温め、好みでシナモンやクローブを加えます。
カップに注ぎ、最後にはオレンジのスライスを浮かべて出来上がりです。
ホットワイン用のハーブをティバック風にしたものも市販されています。
今年の冬は暖冬ですが寒い夜には是非お召し上がりください。厚手のカップでふうふうしながらどうぞ。
答え
質問2 最近見かけるホット用のペットボトルは、普通のペットボトルと何か違いがあるのでしょうか?
答え
答え2 あります。
ペットボトルの種類には、熱に絶えるタイプのものと、熱によって変形してしまうタイプのもの、この2種類があり、ホットで販売されているオレンジ色のキャップのついたペットボトルは、熱変形しないペットでできています。
その目印(つまり熱に耐える材質)として、キャップがオレンジ色になっているのです。
もともと常温で販売されているペット飲料は、中味によって使用されているペット容器が違っています。例えば、コーラのように熱をかけないで製造するものと、果汁飲料のように製造工程で熱をかけるものとがあるのですが、ホット販売されている容器は後者のタイプのペットです。
具体的には、ボトルの肉厚が違ったり、ボトルの作り方が異なります。 まず、最初に試験管のような型を作る段階で口部に熱をかけて、プラスチック素材を固く仕上げます。口のところが白くなっているのがそのタイプです。
次に空気を送り込んで膨らませるときに金型の中で熱をかけて、銅部も白く色をが付かない程度に固くします。こうすることで製造段階や販売時点で、熱によって容器が変形しないようにしてあるのです。v ただし、あくまでも販売用に温める為に設計されたものなので、ご家庭でレンジにかけることは危険です。レンジのような高温に耐えるプラスチックではありませんのでおやめください。
答え
バックナンバーはこちら

サントリーお客様センターはこちら

|久米宏 ラジオなんですけど |TBSラジオトップ | TBSメインページ | もくじ・牽引 |

Copyright(C) 1995-2024 TBS RADIO,Inc. All Rights Reserved.