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2003年11月01日放送
質問1 普通のビールと黒ビールの違いについて教えて下さい。
答え
答え1 ビールは、色の濃さによって淡色(淡い色あい)、中等色(中くらいの色合い)、濃色(濃い色合い)の三つに区分されます。このビールの色は、原料の麦から麦芽を作る時に、麦芽を乾燥させる温度と、その焦がし具合によって決まります。
黒ビールは「乾燥させる時に強く熱してつくった濃色の麦芽を原料の一部に使うこと」という決まりがありまして、この麦芽を使って製造したビールはコーヒーのように濃い褐色で、香ばしい香りと、ふくよかな味わいと、意外にもスッキリした後口が特徴的です。
一方、淡色ビールは、乾燥のときの焙煎が軽く、淡い黄色がかった褐色の麦芽を使用します。この麦芽を使うと、ビールの色も輝くような黄金(こがね)色で、すっきりした味わいになります。日本を含め、世界的にはこの淡色ビールが主流です。
また、中くらいの濃さに焦がした麦芽を使ったビールでは、ドイツの「メルツェンビール」というのが有名で、茜色のビールです。
このように、様々な色、味わいのビールがありますので、機会があれば、是非試してみて下さい。
答え
質問2 コーヒーだけじゃなく、紅茶や日本茶も飲むと眠れなくなるのですか?
答え
答え2 その可能性はあります。
コーヒーを飲むと眠れなくなるのは、カフェインの作用によるものですが、紅茶や日本茶にもカフェインが含まれていますので、コーヒーと同じように眠れなくなる可能性があるのです。コーヒーや紅茶、日本茶に含まれるカフェインの量は、一般的に、紅茶はコーヒーの半分くらい。ほうじ茶は、コーヒーの1/3位といわれています。
カフェインには、交感神経を刺激し全身の血行を良くして、眠気を覚ましてくれるような作用があります。カフェインに対する反応は、個人差があるので一概には言えないのですが、もし、お休み前に日本茶や紅茶を飲むとよく眠れないけれど、なにかお茶類を召し上がりたい、 という時は、麦茶をお勧めします。
緑茶や紅茶など、お茶の樹からとれるお茶っ葉にはカフェインが含まれますが穀物にはカフェインは含まれません。麦茶は「お茶」と名前がついていても、穀物のお茶なのでカフェインが含まれておらず、 眠れなくなる心配はありません。
答え
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