2003年10月25日放送 ブランデーのVSOPとはどういう意味ですか？ VSOPとは、ブランデーのランク付けに使われる言葉の一つで、英語のVERY（ベリー）、Superior（スペリオール）、Old（オールド）、Pale（ペイル）の頭文字をとったものです。 一つ一つの言葉の意味は、Veryは非常に、Superiorは優良な、Oldは古い、Paleは「透きとおった」という意味ですが、ここでは透明感のある琥珀色ということで 熟成感の高さをあらわしています。ですので「非常に素晴らしく、よく熟成されたブランデー」というような意味あいになります。 同じようにクラス分けを表す言葉には、「VO」、「スリースター」、「XO」（Extra Old）、「ナポレオン」やフランス語で天国を意味する「パラディ」など実に多くの表現があります。しかし有名な言葉の殆どが英語の表現になっています。しかもコニャックやアルマニャックといったフランスのブランデーでさえ、クラス分けにはフランス語ではなく、英語が使われているなんて不思議だと思いませんか？ 実は、ブランデーが盛んに作られるようになった18世紀頃、ブランデーは特にイギリスをはじめ、英語圏で愛飲されたことから、クラス分けに英文の略号表示が使われるようになったのです。 見た目は同じように見えるシェイクとスムージー、この2つの違いは何ですか？ シェイクは、作る際にミルク系のものを入れるのが通常。それに対してスムージーは、必ずしもミルク系のものを入れるとは限りません。これが大きな違いです。ただし、双方とも材料には何を使ってもOKなので、そういう点から言うと明確な定義はありません。 シェイクとスムージー、どちらもとろみのある冷たいデザート系の飲み物ですが、シェイクは英語で「揺する、振り回わす、振動する」という意味の「シェイク」という言葉が語源です。主な作り方には「牛乳や卵を攪拌し、クラッシュドアイスを加え、振るなどしてつくる冷たい飲み物。」アイスクリームが使われることもあるようです。 一方、スムージーは英語の「なめらかな、口あたりの良い」といった意味の「スムーズ」という言葉が語源です。作り方は諸説あって、「果物や野菜を混ぜ、ジュースやクラッシュドアイスを加えてミキサーで混ぜ合わせた健康ジュース」とか、「凍らせた果物やアイスクリームを使ったフローズンドリンク」「果物とヨーグルトなどの乳製品をミックスする」など、乳分のあるなし、凍っている、いない、様々です。フルーツや野菜の持つ健康感から、アメリカでは飲む食事としても親しまれているようです。 このような事からも分かるように、シェイクよりスムージーの方が、レシピの範囲が広いと言えそうです。

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