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2003年10月18日放送
質問1 飲み残してしまったワインは、どのように保存するのがベストなのでしょうか?
また何日くらいで飲みきれば良いのでしょう?
答え
答え1 飲み残したワインは、空気に触れるのを極力避けるため、できれば小さめの容器に移し変え、容器内の空気の量を少なくして、ぎゅっと再栓して冷蔵庫に保存しておけば、特に年代もののワインでなければ通常4、5日は問題なく召し上がっていただけます。
ちなみにコルク栓の場合、一旦抜くと瓶にぎゅっと押し込んであったコルクが膨らんでしまいますが、瓶の上側にあった部分はまだ縮んでいますから、再栓するときコルクを上下逆さまにすると瓶に入れやすいですよ。
再栓用のおしゃれな飾りのついた替え栓や、”バキュバン”という名前などで、瓶に残った空気を抜き取るポンプ式の便利な道具も最近売り出されています。
いずれにしても、ワインはウイスキーなどの蒸留酒とは違って空気中の酸素の影響を受けやすいため、味わいは徐々におとろえていきます。できるだけ、早くお飲みになることをおすすめします。また、料理にお使いいただくのも、飲み残したワインの上手な利用法です。
答え
質問2 色々な飲み物の表示で、「微糖」とか「低糖」、「無糖」とかありますが、その基準は何ですか?
答え
答え2 「健康増進法」という法律の中の、栄養表示基準で決められています。 糖分だけでなく、カロリーや脂質、コレステロールなどの栄養成分が少ないことを強調するために適用される基準です。
微糖、低糖、控えめ、オフなどを使用する場合は、100ml当たり糖類(砂糖だけでなく、果糖、蜂蜜やオリゴ糖など、含まれている糖分の合計)が2.5g以下とされています。ゼロと表示するときは100ml当たり0.5g以下でなくてはいけません。微妙な測定状況によって変化する可能性もあることから、全くのゼロではなく、0.5gとされています。
ちなみにこのような表示をしていない飲み物の糖分は、一般的には果汁飲料やコーラなどで様々ですが100mlあたり8gとか10gくらいの飲み物が多いです。
ただし、コーヒー飲料については、業界独特の考えがあり、複雑な基準と取り決めがありますので、ジュースなどと比較することは難しいです。
答え
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