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2003年9月13日放送
質問1 お酒のチャンポンはなぜ、悪酔いするのですか?
答え
答え1 誤解されている方も多いようですが、お酒のチャンポン(つまり何種類ものお酒をあれこれ飲むこと)自体で悪酔いするような事はありません。
何種類かのお酒を混ぜあわせて飲むカクテル代表されるように、お酒自体には混じりあって、身体に悪い変化をするような成分はないのです。ただ、最終的に酔いの度合いを決定するのは、やはりアルコールの総量のようです。
お酒は、ビール、ワイン、焼酎からウイスキーやカクテルまで、種類によってアルコール度数もかなり違いますし、味わいによって飲むペースも相当変わってきます。お酒にあわせてつまみもいろんなものを食べてしまい、益々お酒がおいしく進むこともあるでしょう。
酔いかたにも様々な差が出てきます。人によってワインには強いが日本酒はダメ、とアルコールの微量成分の差に影響を受けることもあります。いろいろな種類を次々に飲んでいるうちに、気分が変わったりして、口当たりが変わることでついお代わりが増えたり、飲みすぎて量が分からなくなりがちだからです。お酒はあくまでも適量を。飲んだグラスの数を合計で覚えておきましょう。
答え
質問2 よく「レモン○個分のビタミンC」と書いてある飲み物がありますが、本当にレモンをその数だけ食べた事と同じになるのでしょうか?
答え
答え2 結論から言うと“レモンそのもの丸ごとの数”、ということではありません。
レモン1個分の果汁を絞った中に含まれるビタミンCの量をあらわしています。ビタミンCがどのくらい入っているかをあらわすために、ビタミンCの代名詞のようなレモンで説明することが多い、とお考え下さい。
農林水産省が定めている食品ガイドラインではビタミンCを含むお菓子の中で、レモン1個のビタミンCは20ミリグラムと定めていますので、それが基準になっていることが多いです。実際にはレモン1個まるごと絞ると90mgくらいのビタミンCがあるのですが、半分くらいは皮に含まれていますし、その他、繊維など食べないところも沢山ありますので、20mgに換算しているようです。
答え
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