2003年8月30日放送 シャンパンとスパークリングワインの違いを教えて下さい。 シャンパンとはフランスのシャンパーニュ地方の特定地域で、また定められた方法でつくられるものだけで、それ以外はシャンパンという名称はつけることができません。 スパークリングワインとは皆さんもご存知のように発泡性ワインのことです。“スパークする、つまりパチパチと泡が立つワイン”という意味で、 炭酸ガスを含んで発泡性を持たせたワインのことです。 通常のワインに酵母などを加え、再度発酵させて作ります。この時に発生する二酸化炭素をワインの中に閉じ込め、これが発泡性のもとになります。瓶内で二次発酵させるもの、タンクで密閉発酵してから瓶詰するものの他に人工的に炭酸ガスを注入するものなどがあります。17世紀中ごろに酒庫係の修道士が、発酵の完了していなかったワインに、たまたま当時使われはじめたコルク栓をして放置していたところ、瓶の中で再発酵し偶然に発泡性をもたらしたのが始まりと言われています。 ちなみに通常のワインは静かな、という意味でスティルワインといいます。　 深層水って何を指しどれくらい深い所の水なのですか？ またその逆に低層水っていうのもあるのでしょうか？ 海洋深層水とは一般的には、太陽の光の届かない200ｍ以上の深さの海水です。様々な特性があるため資源として利用価値が高く、最近非常に注目されて来ています。 浅いところの水は表層海水と言います。海の中には、異なる層の海流がそれぞれ長い時間をかけて循環しており、表層の海水と深層の海水は相互に混合することはほとんどありません。深層水は陸や大気などからの汚染もなく、また太陽の光が全く届かないため、プランクトンが生きることが出来ず、大腸菌等の有害な微生物は存在しませんので、とても安全できれいだと言われています。海洋深層水には、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどの主要ミネラルはもちろん、微量元素などの様々なミネラルが85種類以上非常にバランス良く含まれていることがわかっています。

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