2003年5月24日放送 ビールのビンはなぜ茶色いのですか？ 茶色いビンはビールの美味しさを保つのに非常に効果があると言われています。ビールは原料にホップが使われているのですが、このホップの成分は太陽の光線によって変化しやすいのです。そうするとビールの味そのものが悪くなってしまいます。さらに日光臭がビールにつくのを防ぐために昔から茶色いビンが使われています。他の色のビンもあり、それなりの効果はあるのですが、ビールのホップを守るのは茶色が一番と言われています。 ちなみにリサイクルの点では、ビールのビンというのは洗って何度も使っていて、何社かのビール会社が共同で使ったりもしているのですが、傷がついたり、汚れたりしますと、これを一回くずガラスにして、また新しくビールビンに再生しています。こういう時もやはり統一した茶色のビンが便利だと言われています。 梅酒をおいしく漬ける方法を教えて下さい。 梅酒を美味しく漬けるのには大きくいって3つのポイントがあります。まず最初の一つは梅の選び方。大粒で形が良いものを選んで良く洗い十分に水分をふきとること。二つ目は梅を漬ける時に針で何ヶ所かつっついておく。そうすると梅の成分が良く浸透して美味しい梅酒ができます。 もう一つは、梅を漬けっぱなしにされている方もいらっしゃると思うのですが、3、4ヶ月で取り出してしまいましょう。そうすると仕上がりも綺麗な色になります。梅は長い間漬けておくとシワシワになってしまうのでこれくらいで取り出せば、ゼリーのようなお菓子を作る時とかオードブルに使う場合にも綺麗な形のまま使えます。 梅酒をつけるお酒には焼酎を使われると思うのですが、他にブランデーとかウィスキーを使うのも面白いです。非常にフルーティーでコクのある梅酒ができます。梅酒用のブランデーなども市販されていますので、是非お試し下さい。

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