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百人一首・恋のうた2015年12月28日 |
今週は年末特別企画、「百人一首特集」をお送りします。 今日紹介しましたのは恋のうた。 平兼盛 しのぶれど 色にいでにけり わが恋は ものや思ふと 人のとふまで 壬生忠見 恋すてふ わが名はまだき たちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか 小野小町 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに 以上を紹介しました。 |
百人一首・袖のうた2015年12月29日 |
今日は着物の袖を描いた歌をお送りしました。 一つ目は、殷富門院大輔の 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず 二つ目は、祐子内親王家紀伊の 音にきく 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ 以上を紹介しました。 |
百人一首・清少納言と紫式部2015年12月30日 |
今日はライバルと言われてきた 女流作家ふたりの歌をお届けしました。 まずは清少納言の 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 中国の故事「孟嘗君の鶏」にちなんだ一首です。 そして、幼馴染みとの再会を詠んだ紫式部の めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな を紹介しました。 |
百人一首・美しい自然2015年12月31日 |
今日は自然の美しさをうたった歌を紹介しました。 まずは、山部赤人の 田子の浦に うちいでてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ そして在原業平の ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 最後は、光孝天皇の 君がため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつつ 以上を紹介しました。 |
プロの仕事・読手2016年01月01日 |
2016年最初の今日の1ページは 「プロの仕事」を紹介しました。 今日取り上げましたのは「競技かるた」の かるたを読み上げる「読手」。 百人一首の和歌には豊かな感情が歌われていますが 競技かるたの読手に、情緒は無用。 歌によって読み方を変えたりはせず いかにクセがない読みで正確に選手の耳に届けるかが 重要なんだそうです。 |
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