檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けします。忙しい朝のひとときを是非、番組と共にお過ごしください。

TBS RADIO 954 kHz TOPページへ

檀れい 今日の1ページ


※こちらは「過去ページ」です。
新しい番組ページは「こちら」です。
檀れい 今日の1ページ
トップページ
放送後記
番組へのメッセージを
お寄せください。


番組への感想、皆さんがであった素敵なもの、季節の話題などお寄せください。

お便りは
〒107-8066
「檀れい 今日の1ページ」まで
メールは 1page@tbs.co.jp

採用された方には3000円分のクオカードと、あのCM曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

出演者

檀れい

檀れい
1992年、宝塚歌劇団に入団。
月組、星組のトップ娘役をそれぞれ務める。
2005年に退団。
2006年、山田洋次監督作品「武士の一分」でスクリーンデビュー。
映画・TV・CMなど活動の場を広げ、2015年4月からTBS火曜ドラマ「マザー・ゲーム」にも出演。

勤労感謝の日

2015年11月23日
きょうは勤労感謝の日。そして「外食の日」。
奥様の家事という勤労に家族みんなが感謝し
夕食の用意の心配をすることなく
外食をしようという日です。

日本で「外食」文化が始まったのは江戸時代。
明暦の大火で焼け野原になった江戸を再建しようと、
外から大勢の男たちが江戸に入ってきました。
そこで腹をすかせた大勢の男たちに
食事をさせる店ができたのだそうです。

また関東大震災、東京オリンピック、大阪万博など
日本が姿を変える事件や出来事に合わせるように、
外食は発展していきました。

さあ、外食の日。
今日は何を召し上がりますか?

かつおぶし

2015年11月24日
11月24日を「いい、ふ、し」と読んで
今日はかつおぶしの日。

みなさんは出汁をとったあとのかつおぶしを
どうしていますか?
よく水を切ったかつおぶしをフライパンで炒め、
みりんやしょうゆなどで味付けし、ごまをふって
ふりかけに。
出汁をとったあとの「いりこ」をよく乾かして
砕いて混ぜるのも美味しいですよね。

日本人が持っているという「うまみを感じる味覚」。
これからもかつおぶしの力でうまい食べ物を
ずーっと食べていたいものです。

里芋

2015年11月25日
きょうは新潟県五泉市のダンボさんからのお便りを
ご紹介しました。
五泉市は「帛乙女(きぬおとめ)」という里芋が特産で
それはそれは美しい里芋なんですって。

里芋と日本人とのつきあいはとっても長くて、
なんとお米よりも古いつきあいです。
里芋は縄文時代の前期から食べていたようです。
随分昔から、日本人の食を支えて来たんですね。


里芋を調理をしている時に気になるのは、かゆみ。
シュウ酸カルシウムという成分が細い針のような形をして、
それが肌にささってかゆみを生み出すそうです。
長芋と一緒ですね。
それを防ぐ料理方法としては、里芋の皮をむく時に
酢水につけてむくこと。
こうするとかゆみを感じにくくなるようです。

風呂

2015年11月26日
11月26日。語呂合わせで「いい風呂」と読んで、
今日はお風呂の日。

日本人と入浴との最初の出会いは6世紀頃。
中国から伝わりました。
そして日本人が頻繁にお風呂に入るようになったのは
江戸時代の始めからで、初めての銭湯が出来たのは
徳川家康が江戸に入ったあと言われています。
でもその頃は現在のように湯船につかるのではなく
サウナのように水蒸気を浴びるものでした。

さて、日本の銭湯。
いまはとっても進んでいます。
デザイナーズ銭湯と呼ばれている新しい銭湯では、
BGMにジャズが流れたり、ベルギービールが楽しめたり。
湯船につかりながらプロジェクションマッピングを
楽しめる銭湯もあるんですよ。

それが普通の銭湯の値段と変わらない価格で入れるとかで
大変な人気を集めているんだそうです。

ダイナマイトとノーベル

2015年11月27日
11月27日は「ノーベル賞が制定された日」。

ノーベル賞はスウェーデン人のアルフレッド・ノーベルの
遺言にしたがって作られたもの。
ノーベルが莫大な財産を残したのは
ダイナマイトを発明したことが理由なのは有名ですよね。

ちょっとしたショックでも簡単に爆発する
非常に扱いにくい物質だったニトログリセリン。
ノーベルは、これを珪藻土に染みこませることで
簡単には爆発しなくすることに成功。
そしてこれをダイナマイトと名付けました。
ダイナマイトを用いることで、トンネル工事などを
大規模に安心して出来るようになったのです。

ところがダイナマイトは戦争の武器として
使われるようになってしまいました。
1888年のある朝、ノーベルは朝刊を読んで仰天します。
自分の死亡記事が載っていたからです。
そもそもノーベルの兄が亡くなった記事だったはずが、
手違いでノーベルの死亡記事として掲載されました。
驚いたのはその内容です。

「死の商人アルフレッド・ノーベル、死す」

記事にそう書かれていたのです。
自分は「死の商人」と思われていたのか。
ノーベルはたちまち自分の遺言を書き換え、
人類のためにもっとも貢献した人をたたえるために
ノーベル賞を作ったんだそうです。