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2015年02月23日 |
「春の使者」とも呼ばれるフキノトウは 日本原産の山菜で全国に自生しています。 私たちが春先の味覚として食べているのは 花のつぼみの部分。 独特のほろ苦さが魅力のフキノトウ。 「天ぷら」や「フキノトウ味噌」にするとおいしいですよね。 でも残念ながら旬が短い。 そこで、おいしい時期に多めに買っておいて 冷凍保存しませんか? あく抜きの処理をしてから冷凍すれば、 旬が終わっても、しばらくあの味が楽しめます。 枯れた部分を取り除いて、重曹を入れたお湯で加熱。 ザルにあけて何度か水を替えながら冷やしたら、 フリーザーバックなどに入れて冷凍します。 使うときには自然解凍で溶かします。 春の山菜には冷たい大地をつき破って出てくる、 ものすごいパワーがあります。 私たちもそれにあやかって元気に春を迎えたいものですね。 あすは「月光仮面」についてです。 |
2015年02月24日 |
「月光仮面」のテレビ放送がスタートしたのもは 昭和33年2月24日。 今日2月24日は「月光仮面の日」と呼ばれています。 「誰もがみんな知っているヒーロー」ではありますが、 放送されたのは50年以上も前のことですので あらためてご紹介。 平和をまもるために、悪の組織と戦う月光仮面。 白いバイク「ドリーム号」に乗って颯爽と姿を現わします。 彼が手にしているのは、二挺の自動拳銃です。 でも、これを使って威嚇することはあっても、 相手の命を奪うことはありません。 オープニングでお馴染みの主題歌が流れたあと、 こんなナレーションが入ります。 「憎むな!殺すな!赦しましょう!」 これが大切なテーマなんですね。 「月光仮面」の原作と脚本を手がけたのは、 作家で脚本家の川内康範さん。 昭和の名作を数多く生み出した作詞家としても有名です。 川内さんは、日蓮宗のお寺の生まれだそうです。 そして、その生い立ちが、 「赦すヒーロー・月光仮面」に大きく影響していると いわれているそうです。 あすは「南部鉄器」についてです。 |
2015年02月25日 |
さいきん外国の方にも人気の南部鉄器。 鉄瓶を火にかけてお湯をわかすと、 お湯がまろやかになってお茶もおいしく入るそうです。 南部鉄器は、十七世紀の中頃、 南部藩主が京都から盛岡に職人を招いて、 茶の湯の釜をつくらせたのが始まりだといわれます。 大きな特徴とも言える黒い色は 鉄そのままの色ではありません。 表面に漆を焼きつけ、 昔の女性が歯にほどこした「お歯黒」、 これと同じものを塗って、 あの深く落ち着きのある黒が生まれるのだそうです しかし!南部鉄器は、黒だけではないんです。 若い方や海外の方たちに人気なのが 南部鉄器のカラフルな急須。 白、ピンク、黄色、青、赤、といったさまざまな色があります。 急須なので、鉄瓶のように火にかけることはできませんが、 海外の方たちは、紅茶やハーブティーを入れるときに 使っているようです。 かわいいデザインに加えて陶磁器のように割れる心配がなく 保温性がいいということで人気があるようです。 あすは「新聞紙」についてです。 |
2015年02月26日 |
けさは新聞紙のは読み終わった後の使い道について。 たとえば、野菜を保存するときに便利です。 乾燥に弱いホウレンソウや大根は濡らした新聞紙に包みます。 水に弱いニンジンや白菜は乾いた新聞紙に包みます。 こうすると野菜が傷みにくくなり、長持ちするんですね。 お菓子づくりが好きな人の間では こんなスイーツも人気だそうです。 「新聞紙でつくるカステラ」。 これは5〜6枚重ねた新聞紙を折って四角い型をつくり、 ここに生地を流してカステラを焼くのだそうです。 新聞紙の型は熱の伝わり方がこれに近くいい代用品になるようです。 寒い!と感じたときにも新聞紙は活躍してくれます。 新聞紙をくしゃくしゃにして、服の下に入れます。 空気がたっぷり入るので保温効果があるんですね。 防災の知恵としても役立つのではないかと思います。 そのほか、掃除、収納、子どもたちの工作などなど 新聞紙の使い方は、数えきれないほどありますよね。 あすは「梅の花」についてです。 |
梅の花のおはなし2015年02月27日 |
梅にはこんな呼び名があるのをご存じでしょうか。 「花の兄」。 梅は、たくさんの花の中でいちばん先に咲くので、 花を家族にたとえれば、長男のようなもの。 だから、「花の兄」と呼ばれているんです。 ちなみに、花の弟もいるんですよ。 秋の終わり冬も近くなったころに咲く菊の花。 花の長男は梅で、菊は末っ子になるわけですね。 梅は、古くから日本人に愛されてきましたが、 その理由はいい香りにもありました。 梅の花の香りは、「高貴」とか「品がある」 といった言葉で表現されいろいろな諺にも使われています。 「梅は蕾より香あり」 蕾のときからよい香りを放つ梅の花のように、 大成する人は、幼い頃からその兆しが現れる…という意味です。 梅の名所ではすでに見頃を迎えているところもあれば、 これからというところもあります。 東北や北海道になると、4月か5月まで梅のお花見ができます。 お近くの梅を見逃した方は、 「梅を追いかける旅」なんて、いかがでしょうか。 次回は「ワカメ狩り」についてです。 |
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