檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けします。忙しい朝のひとときを是非、番組と共にお過ごしください。

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採用された方には3000円分のクオカードと、あのCM曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

出演者

檀れい

檀れい
1992年、宝塚歌劇団に入団。
月組、星組のトップ娘役をそれぞれ務める。
2005年に退団。
2006年、山田洋次監督作品「武士の一分」でスクリーンデビュー。
映画・TV・CMなど活動の場を広げ、2015年4月からTBS火曜ドラマ「マザー・ゲーム」にも出演。

受験のおはなし

2015年02月02日
いよいよ受験シーズン本番。

日本では大抵の入試が、
2月中旬から3月中旬の一時期だけですが、
こういう国は実は世界では珍しいそうです。
アメリカなどは年に数回の入試を受ける事が出来るそうですし
一回の受験で失敗したら一年待ってまた受験する、というのは
少数派なのだそうです。


その受験生が万全の準備をして臨む入試問題。
変わった問題が出る事もあって受験生を
面食らわせる事もあるようです。

たとえば、
「タケコプターは実現可能か」
「古池やかわず飛び込む水の音 
ここから想像できる物理現象を説明せよ」
などなど。
どちらも過去、実際に出題されました。

受験に忘れ物は厳禁ですが
持って行くといざという時に役に立つものがあるそうです。
それは鉛筆。
シャープペンがもしも壊れたら大変です。
そんなときタフな鉛筆を数本持っていれば安心です。



あすは「節分」についてです。

節分のおはなし

2015年02月03日
今日は2月3日、節分です。
「立春」の前の日が節分。

日本には春夏秋冬の四季があって
その季節のはじまりごとに
立春・立夏・立秋・立冬があります。

その前の日は「季節を分ける」という意味で
すべて「節分」なんですが
立春の前の日の節分が一番有名ですね。


節分といえば、もちろん豆まき。
まく豆は煎った大豆が一般的ですが
地方によっては、米や麦、栗や炭をまく所も。
また地べたに落ちても皮をむいて食べられる
落花生をまく地域もあります。


節分の掛け声といえば「鬼は外、福は内」。
でも場所によっては別の言い方をすることもあります。

「福は内、鬼は内」と言うのは
鬼子母神など、鬼を祀ったお寺や神社。
「福は内、鬼も内」と言う地方もあって、
「鬼も内に来て改心しなさい。世の中の鬼を減らしましょう」
という意味があるそうです。
また鬼塚さんや鬼頭さんなど
名字に「鬼」が入っている方々も「鬼は内!」


節分の行事として、最近人気の「恵方巻き」。
これは江戸時代に大阪の船場で始まった行事だそうです。
巻き寿司を食べるのは「福を巻き込む」の意味。
太巻きを切らずに食べるのは「縁が切れない」ことを祈って。
太巻きの具は七種類入れます。
これは七福神の縁起をかついでだそうです。



あすは「エクストリーム出社」についてです。

エクストリーム出社のおはなし

2015年02月04日
皆さんは、エクストリーム出社をご存知ですか。

会社に出かける、つまり出社する前に、
いろいろな冒険やスポーツをしてから会社に行こう、
というもの。
最近一部で流行ってるのだそうですね。

エクストリーム出社のルールは、たった一つ。
それは絶対に会社に遅刻してはならない。
冒険やスポーツは千差万別。
観光、海水浴、登山、料理、キャンプ、草野球、史跡巡り、
何でも構いません。
早起きをして一つ何かをこなしてリフレッシュしてから
会社に向かうとバリバリ働けるのだそうです。


昔から「早起きは三文の得」と言うように
早く起きて朝日を浴びるというのは
生活のリズムを整えるのにいいと言われていますよね。
ところで「三文の得」って、
どこから来た言葉でしょうか。

江戸時代の奈良から来ているという説があります。
奈良と言えば鹿が有名ですが
自分の家の玄関の前で鹿が息絶えている事があり、
それが見つかると幕府に三文の罰金を取られてしまう。
そこで朝早起きして
自分の家の玄関に鹿がいない事を確かめる。
そうすれば罰金を払わなくて済んで三文得をする。
から来ているのだとか…。


明日は「雪」についてです。

雪のおはなし

2015年02月05日
今年のさっぽろ雪祭りは
2月5日から11日までの1週間、
札幌の大通公園を中心に開催されます。

このさっぽろ雪祭りは
もともとは小樽の小学校で行われた、
小さな雪祭りが始まりだったそうです。

1950年、札幌の2つの中学校と3つの高校の生徒たちが
美術の先生の指導のもと、雪の捨て場となっていた
大通公園の雪を使ってわずか6つの像を造ったのをきっかけに
大きなお祭りへとなって行きました。

その頃は中高生が像を造っていましたが、
今は地元の自衛隊の方々が造る像が中心になっていますよね。


雪祭りの主役は、
なんと言っても「雪」。
でも雪って一体なんでしょう。
空にある「水蒸気」が凍って、落ちてくるのが雪。

水蒸気が凍って出来るので
雪はとても美しい結晶を持っています。
六花とも呼ばれているように
とてもきれいな六角形の結晶。
これは水蒸気の分子が六角形に凍る性質を
持っているからです。

雪の結晶は、気温と湿度の組み合わせで
いろいろな形の結晶になるのだそうです。

この雪の結晶の研究をしていたのが、
日本の、中谷宇吉郎さんという学者さん。
雪の結晶の分類をしたり、
世界で初めて人工の雪を作り出す事に成功した方なんです。

美しい結晶を見るには、条件があるのだそうです。
気温はマイナス5度以下。そうじゃないと、
すぐに結晶は壊れてしまうのだとか。

雪は、天から送られた手紙である
中谷先生の言葉です。


あすは「カニ」についてです。

カニのおはなし

2015年02月06日
冬の味覚の代表格、カニ。
美味しいですよねえ。
日本で「三大ガニ」と呼ばれているのは、
「タラバガニ」「ズワイガニ」「毛ガニ」です。

タラバガニはその名の通り、魚の「鱈」が捕れる場所で
収穫できる「鱈の場のカニ」という事で
その名前がついています。
タラバガニはカニでは無くてやどかりの仲間。
普通のカニは足が10本なのに比べ、
タラバガニは8本しかありません。
大きさは三大ガニの中で一番大きくて食べ応えがあります。  
他にも「花咲ガニ」や「ヤシガニ」も
ヤドカリの仲間とされています。

ズワイガニの「ずわい」というのは
「すわえ」という言葉が転じて付いた名前。
「すわえ」とは「細い枝」という意味なんだそうです。
その名の通りズワイガニは細い枝のような足を
しているんですが味はピカイチです。
ズワイガニは水揚げされた場所によって
名前が変わります。
松葉ガニ、越前ガニ、間人ガニ、加能ガニ…
これらはすべてズワイガニのことです。

毛ガニは全身に毛が生えているから、毛ガニ。
英語でも「ホースヘア・クラブ」=「馬の毛のカニ」
と呼ばれています。
毛ガニといえば、身はもちろんですが
カニ味噌が絶品ですよね。


カニを美味しく食べるコツを2つご紹介。
カニはなるべく新鮮なものを食べるのが一番。
マイナス50度ほどの冷凍なら保存もききますが
家庭用の冷凍庫はマイナス20度ぐらいにしかなりません。
なるべく早く召し上がれ。

幸運にも活きたカニが手に入ったら、
まずは沸騰した塩辛いお湯で一気に茹でる!
しばらくしたら薄めの塩水に移してじっくり茹でると、
身が壊れず美味しく茹でられますよ。お試しあれ。


次回は「ふぐ」についてです。