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椿まつりのおはなし2015年01月26日 |
東京・竹芝にあるターミナルから 高速船で1時間45分 羽田空港から飛行機で、およそ30分。 そこに、椿の咲く島・伊豆大島があります。 大島のツバキは、およそ300万本。 いろいろな種類があって早いものは 10月ごろから咲きはじめて、 2月中旬ごろにピークを迎え、 4月のはじめまで花を見ることができるそうです。 大島を存分に楽しめるのが、「椿まつり」。 今年は、1月25日からはじまって、 3月22日まで開催されています。 見どころは大島公園にある日本最大の椿園、 そして、数々のイベントです。 郷土芸能の披露や、椿の女王コンテストなどなど、 いろいろとイベントがあるのですが、 この機会に、ぜひ皆さんに体験していただきたいのが 大島のもうひとつの名物、アンコさん。 絣の着物に前垂れをして、頭には手ぬぐいをかぶる… このアンコさんの衣装を無料で貸し出してくれるそうです。 アンコさんというのは、目上の女性を敬った呼び方。 「お姉さん」という意味の「あねっこ」が 変化した呼び方のようです。 そしてお馴染みのこの衣装は 昭和のはじめぐらいまでは島の女性が普段着や作業着として 着ていたものでした。 椿まつり期間中、メイン会場の 「椿プラザ」で行われています。 あすは「ジョン万次郎」についてです。 |
ジョン万次郎のおはなし2015年01月27日 |
ジョン万次郎は、文政10年1月1日 新暦にするときょう、 土佐清水に暮らす貧しい漁師の家に生まれます。 万次郎は14歳のとき仲間と漁に出て遭難。 数日間海を漂流して太平洋に浮かぶ 無人島に漂着します。 ここで、仲間と過酷な日々を送っていましたが、 143日後アメリカの捕鯨船に救われます。 仲間はハワイで捕鯨船を降りますが、 万次郎だけがアメリカ本土に渡って、 この船の船長の養子になったのでした。 船長夫妻の愛情のもと、 語学、数学、航海の技術を学び、 およそ十年後に、祖国日本へ帰ります。 そしてアメリカで得た文化や知識を、 日本の人々に伝えたのでした。 ABCの歌もジョン万次郎が伝えたものだと 言われています。 英語教育にも熱心だった万次郎は 英会話の入門書も作っています。 あしたは「ナッツ」についてです。 |
ナッツのおはなし2015年01月28日 |
ちょっとお腹が空いた…。 ちょっと元気がほしい… そんなときに手軽に食べられるナッツ。 天然のサプリメントといわれるほど ビタミンやミネラルも豊富。 美容にも健康にも「いい効果」があると言われています。 ただし食べ過ぎると、カロリーオーバーになってしまうので 健康にいいとはいえません。 では、どのぐらい食べるのがいいのでしょうね? 東京・中目黒にあるナッツ専門店、 「グルーヴィナッツ」というお店にうかがってみました。 「ナッツ・バイ・ハンドフル・エブリデイ」 つまり、「毎日、一握りのナッツを」。 目安は、自分の手のひとにぎり分ということです。 どんな体格の人でもすぐに自分の適量がわかりますよね。 「グルーヴィナッツ」には、アーモンド、カシュ―ナッツ、 ピスタチオなど、十種類のナッツがあるんですが、 それぞれに、ローストや生、殻つきというものがあって、 これも数に入れますと、全部で28種類。 「生」はちょっと珍しいですよね。 これを料理やお菓子に使う方もいらっしゃるそうです。 店内ではナッツを、量り売りしています。 好きな組み合わせで袋に詰めて 100グラム・550円。 何グラムからでも購入可能だそうです。 グルーヴィナッツ 住所:東京都目黒区東山1-1-5東山ATビル102 営業:11時〜20時(毎日営業) |
湯たんぽのおはなし2015年01月29日 |
冬の暖房器具で根強いファンが多いのが 湯たんぽ。 電気代がかからないし環境にやさしい、 そしてその優しいあたたかさ。 お湯からじんわりと伝わってくる なんともいえない優しいあたたかさは、 何よりの魅力のようですね。 湯たんぽにも色々種類があります。 扱いやすいのがいいという方には プラスティック製が人気。 お手入れも簡単でお値段が安いのも嬉しいです。 ダイレクトに熱さが伝わるのがいいと人気なのは 金属製の湯たんぽ。 ブリキ製の湯たんぽでは 直火にかけられるものもあるようですね。 海外では多いのがゴム製。 柔らかいのが魅力です。 陶器でできた湯たんぽは保温性が高く、 中には二日も持つというものもあるそうです。 すごいですね。 変わったところだとブーツ型の足用湯たんぽ。 座布団型湯たんぽや ベルトつきの湯たんぽもありました。 あすは「かぶ」についてです。 |
カブのはなし2015年01月30日 |
煮物やホワイトシチューなど、 あったかい料理によくあいますよね、カブ。 カブの「旬」はいつでしょう。 一般的に旬だと言われているのは、春と秋なんですが、 種類がたくさんあってそれぞれ収穫の時期が違うため 一年中どこかのカブが旬を迎えているんです。 青森の「葉つきこかぶ」は、初夏から秋にかけて。 関西から九州でよく見られる「天王寺かぶ」は、 秋の終わりから冬のはじめぐらいまで。 滋賀県の郷土野菜「万木かぶ」は、 晩秋から、1月のおわり位までが収穫期だそうです。 冬の味覚として全国的に有名なのが 江戸時代から作られているという、京都の聖護院かぶ。 直径15センチ以上もある、大きなカブです。 聖護院カブは、10月から2月ごろまでが収穫期。 この時期にあわせて 京都名物「千枚漬け」が作られます。 「千枚漬け」を考案したのは、 江戸時代末期に京都の宮中で料理方を勤めていた 大黒屋藤三郎。 当時、漬物といえば保存性を重視。 色も浅黒いものが多かった中で 白く繊細な浅漬けは食べた人たちを驚かせたそうです。 大黒屋藤三郎は宮中の勤めを退いてから 漬物の店を開業させます。 それが現在も京都に本店をかまえる 「大藤」というお店です。 「大藤」では、その年の収穫にもよりますが、 3月ごろまで千枚漬けを販売しているそうです。 次回は「受験」についてです。 |
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