檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けします。忙しい朝のひとときを是非、番組と共にお過ごしください。

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採用された方には3000円分のクオカードと、あのCM曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

出演者

檀れい

檀れい
1992年、宝塚歌劇団に入団。
月組、星組のトップ娘役をそれぞれ務める。
2005年に退団。
2006年、山田洋次監督作品「武士の一分」でスクリーンデビュー。
映画・TV・CMなど活動の場を広げ、2015年4月からTBS火曜ドラマ「マザー・ゲーム」にも出演。

椿まつりのおはなし

2015年01月26日
東京・竹芝にあるターミナルから
高速船で1時間45分
羽田空港から飛行機で、およそ30分。
そこに、椿の咲く島・伊豆大島があります。

大島のツバキは、およそ300万本。
いろいろな種類があって早いものは
10月ごろから咲きはじめて、
2月中旬ごろにピークを迎え、
4月のはじめまで花を見ることができるそうです。

大島を存分に楽しめるのが、「椿まつり」。
今年は、1月25日からはじまって、
3月22日まで開催されています。
見どころは大島公園にある日本最大の椿園、
そして、数々のイベントです。
郷土芸能の披露や、椿の女王コンテストなどなど、
いろいろとイベントがあるのですが、
この機会に、ぜひ皆さんに体験していただきたいのが
大島のもうひとつの名物、アンコさん。

絣の着物に前垂れをして、頭には手ぬぐいをかぶる…
このアンコさんの衣装を無料で貸し出してくれるそうです。
アンコさんというのは、目上の女性を敬った呼び方。
「お姉さん」という意味の「あねっこ」が
変化した呼び方のようです。
そしてお馴染みのこの衣装は
昭和のはじめぐらいまでは島の女性が普段着や作業着として
着ていたものでした。

椿まつり期間中、メイン会場の
「椿プラザ」で行われています。
 


あすは「ジョン万次郎」についてです。

ジョン万次郎のおはなし

2015年01月27日
ジョン万次郎は、文政10年1月1日
新暦にするときょう、
土佐清水に暮らす貧しい漁師の家に生まれます。

万次郎は14歳のとき仲間と漁に出て遭難。
数日間海を漂流して太平洋に浮かぶ
無人島に漂着します。
ここで、仲間と過酷な日々を送っていましたが、
143日後アメリカの捕鯨船に救われます。

仲間はハワイで捕鯨船を降りますが、
万次郎だけがアメリカ本土に渡って、
この船の船長の養子になったのでした。

船長夫妻の愛情のもと、
語学、数学、航海の技術を学び、
およそ十年後に、祖国日本へ帰ります。
そしてアメリカで得た文化や知識を、
日本の人々に伝えたのでした。
ABCの歌もジョン万次郎が伝えたものだと
言われています。
英語教育にも熱心だった万次郎は
英会話の入門書も作っています。



あしたは「ナッツ」についてです。

ナッツのおはなし

2015年01月28日
ちょっとお腹が空いた…。
ちょっと元気がほしい…
そんなときに手軽に食べられるナッツ。

天然のサプリメントといわれるほど
ビタミンやミネラルも豊富。
美容にも健康にも「いい効果」があると言われています。
ただし食べ過ぎると、カロリーオーバーになってしまうので
健康にいいとはいえません。
では、どのぐらい食べるのがいいのでしょうね?
東京・中目黒にあるナッツ専門店、
「グルーヴィナッツ」というお店にうかがってみました。

「ナッツ・バイ・ハンドフル・エブリデイ」
つまり、「毎日、一握りのナッツを」。
目安は、自分の手のひとにぎり分ということです。
どんな体格の人でもすぐに自分の適量がわかりますよね。

「グルーヴィナッツ」には、アーモンド、カシュ―ナッツ、
ピスタチオなど、十種類のナッツがあるんですが、
それぞれに、ローストや生、殻つきというものがあって、
これも数に入れますと、全部で28種類。
「生」はちょっと珍しいですよね。
これを料理やお菓子に使う方もいらっしゃるそうです。
店内ではナッツを、量り売りしています。
好きな組み合わせで袋に詰めて
100グラム・550円。
何グラムからでも購入可能だそうです。


グルーヴィナッツ
住所:東京都目黒区東山1-1-5東山ATビル102
営業:11時〜20時(毎日営業)

湯たんぽのおはなし

2015年01月29日
冬の暖房器具で根強いファンが多いのが
湯たんぽ。
電気代がかからないし環境にやさしい、
そしてその優しいあたたかさ。
お湯からじんわりと伝わってくる
なんともいえない優しいあたたかさは、
何よりの魅力のようですね。

湯たんぽにも色々種類があります。
扱いやすいのがいいという方には
プラスティック製が人気。
お手入れも簡単でお値段が安いのも嬉しいです。
ダイレクトに熱さが伝わるのがいいと人気なのは
金属製の湯たんぽ。
ブリキ製の湯たんぽでは
直火にかけられるものもあるようですね。

海外では多いのがゴム製。
柔らかいのが魅力です。
陶器でできた湯たんぽは保温性が高く、
中には二日も持つというものもあるそうです。
すごいですね。
変わったところだとブーツ型の足用湯たんぽ。
座布団型湯たんぽや
ベルトつきの湯たんぽもありました。


あすは「かぶ」についてです。

カブのはなし

2015年01月30日
煮物やホワイトシチューなど、
あったかい料理によくあいますよね、カブ。
カブの「旬」はいつでしょう。
一般的に旬だと言われているのは、春と秋なんですが、
種類がたくさんあってそれぞれ収穫の時期が違うため
一年中どこかのカブが旬を迎えているんです。

青森の「葉つきこかぶ」は、初夏から秋にかけて。
関西から九州でよく見られる「天王寺かぶ」は、
秋の終わりから冬のはじめぐらいまで。
滋賀県の郷土野菜「万木かぶ」は、
晩秋から、1月のおわり位までが収穫期だそうです。

冬の味覚として全国的に有名なのが
江戸時代から作られているという、京都の聖護院かぶ。
直径15センチ以上もある、大きなカブです。
聖護院カブは、10月から2月ごろまでが収穫期。
この時期にあわせて
京都名物「千枚漬け」が作られます。

「千枚漬け」を考案したのは、
江戸時代末期に京都の宮中で料理方を勤めていた
大黒屋藤三郎。
当時、漬物といえば保存性を重視。
色も浅黒いものが多かった中で
白く繊細な浅漬けは食べた人たちを驚かせたそうです。

大黒屋藤三郎は宮中の勤めを退いてから
漬物の店を開業させます。
それが現在も京都に本店をかまえる
「大藤」というお店です。
「大藤」では、その年の収穫にもよりますが、
3月ごろまで千枚漬けを販売しているそうです。
     


次回は「受験」についてです。