檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けします。忙しい朝のひとときを是非、番組と共にお過ごしください。

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出演者

檀れい

檀れい
1992年、宝塚歌劇団に入団。
月組、星組のトップ娘役をそれぞれ務める。
2005年に退団。
2006年、山田洋次監督作品「武士の一分」でスクリーンデビュー。
映画・TV・CMなど活動の場を広げ、2015年4月からTBS火曜ドラマ「マザー・ゲーム」にも出演。

ショートケーキの日のおはなし

2014年12月22日
もうすぐクリスマス。
街は色々なイルミネーションで
とってもきれいになっていますが
きょうはショートケーキの日です。

ショートケーキの日は毎月22日と決まってそうなので
つまり今日は今年最後のショートケーキの日。
どうして22日がショートケーキの日なんでしょうか。

ちょっとカレンダーをご覧ください。
22日の真上にあるのが、15日ですよね。
15日を「イチ・ゴ」と読みまして…
真上にイチゴが乗っかっているからショートケーキの日、
となったんだそうです。

日本で有名なショートケーキ。
あれをショートケーキと呼ぶのは、実は日本だけなのだとか。
アメリカでショートケーキといえば
ビスケットと呼ばれるサクサクの生地で作られたケーキのこと。
英語で「ショート」というのは「サクサク」という
意味があるそうです。

日本のショートケーキはサクサクでもないのに
なぜ「ショートケーキ」という名前がついたのか。

いくつか説があるんですが、まずはレシピが簡単で、
短時間=ショートタイムで作れるから。
もしくはとても短い時間で食べられるから「ショートケーキ」。
はたまた、ショートニングという材料を使うので
「ショートケーキ」という説もあるんですって。

今日はショートケーキを買って帰って
美味しい紅茶と一緒に食べましょうか。
  

あすは「テレホンカード」についてです。

テレホンカードのおはなし

2014年12月23日
今日は誰でも知ってる、ある物の誕生日。
それは「テレホンカード」。
     
テレホンカードが生まれたのは1982年のきょう。
それまでは公衆電話と言えば十円玉か百円玉で
かけるものでしたよね。

ところが百円でかける公衆電話、
非常に評判が悪かったんです。
まず、百円を使い切る前に電話を切ったとしても
おつりが出てこない。

当時はおつりを出す仕組みを作るのが
とても難しかったんだとか。

それとコインは回収にまわらなければいけない。

電話局の局員さんが、一つ一つの公衆電話を回って
コインを回収していたんですけれども
やっぱりこれは不便だし効率が悪い。
そこで登場したのがテレフォンカードだったというわけです。


携帯電話の登場ですっかり見る事が無くなってしまった
テレフォンカードですけれども、
全盛期はコレクションする人もたくさんいて
プレミアムがついたカードもたくさんありましたっけ。

携帯電話が無い頃、大好きな人へ電話をかける時は
ドキドキしながら電話ボックスに入って
エイヤ!とカードを入れて、
決死の覚悟で電話をした思い出のある方も
いるのではないでしょうか。


 
あすは「夏のクリスマス」についてです。

夏のクリスマスのおはなし

2014年12月24日
クリスマスといえば冬の風物詩。
でも夏にクリスマスを迎える国もあります。
オーストラリアやニュージーランドなどの南半球の国々です。
     
南半球の12月は、夏真っ盛り。
気温が30度を超える日も珍しくないそうです。
そんな南半球のクリスマスは
日本やアメリカなど北半球のクリスマスとどう違うのか。

まず一番違うのは、クリスマスツリーに
雪が積もる事はありません。

サンタクロースはどうでしょうか。
真夏ですもの。
サングラスをかけて半ズボン、ビーチサンダル姿の
サンタクロースもいます。

でもクリスマスは北半球から伝わったものなので
正式な場所でのサンタクロースは、
赤くてモコモコの暖かそうな衣装を着るのだそうです。
ですからデパートなどで行うクリスマスセールでは、
あのコスチュームに身を包んだサンタクロースが
汗だくでお客さんの相手をしているのが見られるのだそうです。
     
     
クリスマスと言えば家族でごちそうを食べるのが定番ですよね。
夏のクリスマスでも北欧にならって
七面鳥のローストや温かいスープなどを食べるそうですが
最近オーストラリアでは、家族や仲間でビーチに繰り出し
バーベキューやピクニックをする人たちも多いそうです。

オーストラリア・シドニー郊外のボンダイ・ビーチでは
毎年クリスマス・デーを楽しむ人々で一杯になるのだとか。
     
日本は寒〜い時期ですが、
南半球で夏のクリスマスを過ごす事ができたら。
明るい太陽の下、サンタ帽をかぶって
浜辺でみんなでバーベキュー!
南半球のクリスマスも魅力がありますね。

どうか楽しいクリスマスイブを。
あすは「スケート」についてです。

スケートのおはなし

2014年12月25日
今日はクリスマス。

そして実は昭和という時代が始まった日。
それ以外にも意外な記念日だということをご存じでしょうか。
今日12月25日はスケートの日なんです。
どうして今日がスケートの日なんでしょうか。

「スケートの日」は、日本スケート場協会が
1982年の12月25日に制定したのが始まりです。
つまり「スケートの日」は、日本の記念日。
どうしてこの日になったかというと
さかのぼる事120年近く。

1861年の今日、函館でイギリスの探検家、
トーマス・ライト・ブラキストンという人が
初めて日本でスケートを滑った日だからだそうです。

ずいぶん古い話だと思われるかもしれませんが
実はスケートの歴史というのは
そんな生やさしいもんじゃ無いんですよ。

というのも実は人類の歴史では、
なんと石器時代の遺跡からもスケートが
発掘されているんだそうです。
驚きの歴史ですよね。


その頃はスケートの刃は金属ではなくて
動物の骨が使われていたそうです。
そのため「滑る」という漢字は
「さんずい」に「骨」と書くという説もあるんですって。
   
その頃は凍った川や湖を渡って荷物を運ぶための
交通手段でした。
まだまだスポーツじゃなかったんですね。
その後オランダでスケートの刃に鋼鉄が使われるようになり、
ますます滑りやすくなったスケートが
その後スポーツへと発展していくことになります。


それにしても日本人のスケート、
それもフィギュアスケートの人気は
大変なものになりました。

フィギュアスケートと言えば、ジャンプやスピンなど
ダイナミックな技が魅力です。
でもあんなにクルクル回って目が回らないのか
心配になりません?
実はあれ、コツがあるものの、練習のたまもの。
慣れなんですって。

ただ、選手によって回る方向が決まっていて
逆方向にスピンするとあっと言う間に
目が回ってしまうのだそうです。


あすは「ボクシングデー」についてです。

2014年12月26日
日本ではクリスマスを過ぎたら一気に年末という雰囲気ですが
クリスマスの翌日、きょうは「ボクシングデー」です。
格闘技のボクシングとは全然関係ありません。

クリスマスプレゼントの入ったボックス=箱を、開ける日。
昔、教会が貧しい人に寄付をしたものが入った箱を開けて
振る舞う日だったのだそうです。
     
また、もともとはクリスマスカードやプレゼントを
配達してくれた郵便配達人に
お礼のちょっとしたものをプレゼントする日だったり
あるいは、クリスマス当日に仕事をしなければならなかった
執事や使用人を、家族のもとに帰らせる日でもあったそうです。


このボクシングデーは
イギリスやスコットランド、オーストラリア、
ニュージーランド、カナダなどのイギリス連邦の国々に
引き継がれていてこの日は祝日になっています。


日本では馴染みがないボクシングデーですが
イギリスなどの国々にはこのボクシングデーを
待ちわびている人たちがたくさんいます。
子どもよりも、むしろ大人!

というのもボクシングデーは街中のお店が
大安売りをするからです。
ボクシングデー前は定価で売っていたものも
この日からは半額が当たり前の出血大サービス。

毎年、都市部のデパートでは
まだ暗い早朝のオープン前から店の前に行列ができ
開店と同時に買い物客が殺気立って
売り場めがけて駆け抜ける様子が報道されるのが
おなじみなのだそうです。


次回は「ひつじ」についてです。