檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けします。忙しい朝のひとときを是非、番組と共にお過ごしください。

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採用された方には3000円分のクオカードと、あのCM曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

出演者

檀れい

檀れい
1992年、宝塚歌劇団に入団。
月組、星組のトップ娘役をそれぞれ務める。
2005年に退団。
2006年、山田洋次監督作品「武士の一分」でスクリーンデビュー。
映画・TV・CMなど活動の場を広げ、2015年4月からTBS火曜ドラマ「マザー・ゲーム」にも出演。

「長崎くんち」のおはなし

2014年10月06日
毎年10月の7日・8日・9日の3日間行われる
「長崎くんち」。

長崎の氏神さま「諏訪神社」のおまつりです。

その魅力は異国情緒ときらびやかな装飾。
古くから海外への玄関口だった長崎らしい
エキゾティックな華やかさに溢れています。

期間中は「諏訪神社」をはじめとする4つの場所で、
さまざまな「奉納踊り」を見ることができます。

江戸時代にはじまったこの「長崎くんち」。
長崎奉行の援助を受けたこともあって
どんどん豪華さを増していったのだそう。

今も絢爛豪華であり続けている
長崎くんちは、明日からです。

あすは「お米」についてです。

「お米」のおはなし

2014年10月07日
日本列島はいま、収穫の季節。
刈り込まれたばかりの広々とした田んぼが
いたるところで見られます。

東京渋谷の東急百貨店本店 地下1階
食品売場にある「米よし」。
店主である北川大介さんは
自ら生産地をめぐり一般に流通していないお米を
探し歩いています。

北川さんがおすすめするお米はとっても個性豊か。
「粘り気は少なめでスイスイ喉を通るようなご飯が食べたい」
「お弁当にする冷めてもおいしいご飯がいい」などなど
希望を伝えれば、ぴったりのお米を選んでくれます。

北川さんは、「おいしいね」の一言が
農家を元気にすると言います。
食べる私たちがいいお米を選んで
「おいしい!」と喜ぶことが、
日本のお米を元気にするのかもしれませんね。

「米よし」
渋谷・本店 地下1階 食品
TEL 03-3477-3775
営業時間:10:00〜20:00



明日は「新そば」についてです。

「新そば」のおはなし

2014年10月08日
お蕎麦屋さんの入り口に「新そばあります」の張り紙。
蕎麦通でなくても、思わす足を止めたくなります。

「新そば」と呼ばれるのは、9月から11月にかけて
収穫される蕎麦のこと。
蕎麦好きが「秋新」などと呼んでこれを心待ちにしています。

蕎麦の盛り方は地域によって特徴がいろいろとあるようです。
信州の戸隠には、「ぼっち盛り」という盛り方があります。
ひと口ぶんぐらいを軽くまるめてから
それを5つか6つ、まるいザルに盛り付けます。

同じくひと口ずつまるめて盛るのは新潟県の「へぎそば」。
「へぎ」と呼ばれる大きな木のお盆のような器に
3〜4人ぶんを盛りつけます。
     
格別においしいとされる秋新の季節。
この時期は、各地の蕎麦どころで
「新そば祭り」も開催されています。
ご当地の味をご当地の盛り方で
味わってみてはいかがでしょうか。
     
明日は「秋の七草」についてです。

「秋の七草のお話」のおはなし

2014年10月09日
秋の七草、すべて言えますか?
萩が花・尾花・葛花・撫子の花・女郎花・また藤袴・朝貌の花

これは、万葉集に収められている歌です。
山上憶良がこの歌を読んだことで
この7つが秋の代表的な花として広まりました。

この憶良さんという人、どんな人だったかというと
七○一年の遣唐使の一行に加わって
唐に渡った経験もある人。
唐では中国の思想や文学を学んでいます。
憶良さんは子どもへの思いや
貧しい人たちの苦しい心を詠んだ歌を多くつくりました。
そんな人が選んだと思うと
七つの花の見え方も違ってきますよね。

秋の七草の覚え方は七つの花の頭の文字を
憶えやすく並べた、「おすきなふくは?」

女郎花(おみなえし)、薄(すすき)、桔梗(ききょう)
撫子(なでしこ)藤袴(ふじばかま)葛(くず)萩(はぎ)
    
ご存じなかった方はこの機会に憶えてくださいね。
そして秋の野原でこの花たちを探してみてください。

明日は「銭湯の日」についてです。

「銭湯の日」のおはなし

2014年10月10日
10月10日(1010)を「千」「十」と読んで
きょうは銭湯の日。

でも語呂合わせだけが理由ではありません。
10月10日は東京オリンピックが行われた日でもあります。
このオリンピックを機に
日本人のスポーツへの意欲がおおいに高まり、
健康への意識も高まりました。

銭湯もスポーツの後の入浴や健康と
関わりが深いということで、
「銭湯の日」と決まったのだとか。


昔はどの町にもあった銭湯ですが
いまはずいぶん少なくなってしまいました。

子ども時代に銭湯に通った方の中には、
「社会で必要なマナーは、銭湯で学んだ」
なんていう方もいます。

湯船ではしゃいでいたら怖そうなおじさんに睨まれた……
脱衣所できれいに服を畳んだら優しそうなおばさんに
「おや、えらいね」と褒められた……

そんなちょっとしたことから
いろんなことを学んでいったんでしょうね。
銭湯、減らないで欲しいですね。

次回は「サツマイモ」についてです。