檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けします。忙しい朝のひとときを是非、番組と共にお過ごしください。

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採用された方には3000円分のクオカードと、あのCM曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

出演者

檀れい

檀れい
1992年、宝塚歌劇団に入団。
月組、星組のトップ娘役をそれぞれ務める。
2005年に退団。
2006年、山田洋次監督作品「武士の一分」でスクリーンデビュー。
映画・TV・CMなど活動の場を広げ、2015年4月からTBS火曜ドラマ「マザー・ゲーム」にも出演。

「招き猫」のおはなし

2014年09月29日
昔の川柳にこんなのがあるのだそうです。
「葬儀屋の 隅にちょこんと… 招き猫」

ご商売ですからお客様には来て欲しいですよね。
でもお仕事がら少し遠慮して、
正面ではなく隅っこにちょこんと。
店主の気持ちが想像できる川柳ですよね。

右手を上げているタイプが、金運を招くもの。
左手を上げているのは、客を招くと言われています。

アメリカでも招き猫は作られていますが
アメリカと日本では、「おいでおいで」の
ジェスチャーがまったく逆。
日本のスタイルは「あっちへ行け、シッシ!」という意味に。
だからアメリカの招き猫の手の向きは日本とは逆。
カモーンとばかりに下から上に手招きしています。

今日9月29日は「9・29」=来る福
で、「招き猫の日」でした。

明日は「無人島」についてです。

「無人島」のおはなし

2014年09月30日
今日9月30日は、
ロビンソン・クルーソーが無人島に漂着した日。
小説なので架空のお話ですけれど。

でもあのお話にはモデルとなった実話があります。
17世紀のイギリスの作家ダニエル・デフォー。
彼が小説『ロビンソン・クルーソー』を発表する
数年前の新聞記事に
4年4ヶ月を無人島で生き抜いた男の話が掲載されたんです。

生き延びたのは、
アレキサンダー・セルカークという人物。
航海長として船に乗っていたんですが
船長との争いがもとで、
島にたった一人、残されてしまったんです。
これは本当の話。

セルカークさんは4年4ヶ月もの間
たった一人で生き延びて、
海賊に助けられ生きて帰って来たのでした。

小説の中で28年を生き延びた主人公は
ひとりぼっちの日々
携えていた聖書を読みふけり
度々「神」と対話する体験をしています。
「ロビンソン・クルーソー」が
単なる冒険小説を超えて読み継がれたのは
人間の心理への深い洞察が描かれていたからこそだと
言われています。


明日は「コーヒー」についてです。

「コーヒー」のおはなし

2014年10月01日
今日は「コーヒーの日」。

国際的なコーヒー豆の取引の新年度が
10月からということで、
日本コーヒー協会が制定したものです。

去年のヒット商品にもなったのが
コンビニコーヒー。
今年も売れています。
安くて美味しいコーヒーは大歓迎ですよね。
でも、ゆったりした雰囲気のなかで極上の一杯を楽しむ…
そんな時間が持てたらステキです。

そこで注目されているのが
アメリカ西海岸で2002年に誕生した
「ブルーボトル・コーヒー」。

日本初上陸の1号店が間もなく東京にオープンします。

お店が厳選した豆を焙煎から48時間以内に出す。
しかもドリップは一杯づつ、お客様の注文を受けてから。

なんだか昔の日本の喫茶店みたいですよね。

実はこの「ブルーボトル・コーヒー」のオーナーは、
日本の喫茶店文化から多くのヒントを得たと語っているんです。
だからこそ日本への出店を一番に考えた、
という訳だったんです。

日本にはまだゆったりとコーヒーを楽しむ文化がある。
どうやら、そう見込まれたみたいです。


明日は「あの少年の名言集」をお送りします。
  

「あの少年の名言集」

2014年10月02日
10月2日は漫画「ピーナッツ」の新聞連載が
スタートした日。
1950年のことだそうです。

犬のスヌーピーと、
飼い主の少年チャーリー・ブラウンが登場する
漫画「ピーナッツ」は50年間も続きました。

「ピーナッツ」の登場キャラクターに関する
トリビアはたくさんあります。

例えば、スヌーピーは8匹兄弟。

チャリー・ブラウンと出会う前に別の飼い主に飼われていた。

スヌーピーは閉所恐怖症。

スヌーピーが犬小屋の屋根から落ちないのは
耳の筋肉を使って小屋の屋根をしっかり掴んでいるから?

などなど…。
     

主人公チャリー・ブラウン、
子どもなのになかなかオトナ。
作品のなかでボソッと言った名言を
今朝はご紹介しました。

「逃げ出すのはまちがいだって、わかってるんだ」

「眠る前に、自分に起こった素晴らしいことを
 思い起こすのもいいもんだね」

「人生ってソフトクリームみたいなもんさ…
 なめてかかることを学ばないとね!」

「いつもそんな気持ちのままじゃいけないよ。
 なんとかして気分を変えなきゃ!
 負けてばかりいるせいだろ?
 ならなんでもいいから勝つのが一番さ。
 なんでもいいから勝って自信をとりもどすんだ!!!」



漫画ピーナッツ、読み返してみたくなりました。
明日は「読書の秋の本選び」についてです。

「読書の秋の本選び」のおはなし

2014年10月03日
本を読むにはちょうどいい気候、まさに読書の秋ですね。
皆さんは最近どんな本を読んでますか?

面白い本の情報をどこから手入れるかって、大事ですよね。
北海道の空知地方・砂川市にある「いわた書店」。

こちらの書店が行っている
「1万円選書」というサービスが
いま注目され人気となっています。

アンケートや電話のやりとりで作った「カルテ」をもとに
店主の岩田さんが「読めば楽しんでもらえる本」を選んで
発送してくれるんです。
予算が1万円以内なので「1万円選書」。

岩田さんがこのサービスを思いついたのは
先輩と話をしていた時。
書店の売れ行きがかんばしくないのを嘆いたら
複数の先輩から「面白そうなの見繕ってくれよ」と
1万円を託されたのだそうです。

この体験から「読者の目で本を見る」ことを
思い出した岩田さん。
「売れる本」ばかりを扱っていて
「読者が読みたい本」を扱うことを
忘れていたと気づいたのだそうです。



大切な人に、大切な一冊をススメテみる読書の秋。
人間関係の新しい1ページが開かれるかもしれませんね。

次回は「長崎くんち」についてです。