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「行司」のおはなし2014年07月14日 |
大相撲名古屋場所が始まりました。 今回は「行司」に注目しました。 行事は土俵上で勝ち名乗りをあげるだけではなく 番付を書いたり、決まり手のアナウンスをしたりと たくさんの役割をこなしています。 そんな行司の衣装にも注目。 垂直に、袴に、烏帽子という格好は足利時代の男性の服装。 胸についている紐飾り「菊綴」の色で 行司の階級を見分けることができます。 階級は足袋や草履をはいているかによってもわかります。 最高格の「立行司」から三役行司までは 足袋と草履が許されていますが それ以下になると、足袋だけ。 さらに素足になります。 若い行司が出世をしていくのを見守るのも 楽しい相撲の見方かもしれません。 あすは、旬の「アジ」の美味しい食べ方についてです。 |
「アジ」のおはなし2014年07月15日 |
初夏から夏にかけてが旬の、アジ。 きょうはアジを使った漁師めしに注目してみました。 漁師さんが船の上で作っていたという料理 「なめろう」を御紹介。 ・アジを三枚におろしてネギ、シソ、ショウガをのせる。 ・味噌と日本酒を加えて、包丁でたたく。 ・粘り気が出るまで細かく叩いたら完成。 お皿を舐めたくなるぐらい美味しいから 「なめろう」というそうです。 「なめろう」を家に持ち帰り焼いたのが「さんが焼き」。 白いごはんの上に「なめろう」を乗せて お茶をかける「まご茶」。 孫に食べさせたいぐらい美味しいからなのだそうです。 あすは、江戸時代に流行した変化朝顔についてです。 |
「変化朝顔」のおはなし2014年07月16日 |
江戸中期、お侍さんも、庶民も 鉢植えの園芸を広く楽しんでいました。 そんな中、巻き起こったのがアサガオの大ブームです。 なかでも花好きの人たちが夢中になったのは 変わった形の花を咲かせる「変化アサガオ」でした。 花びらの先が縮れているもの。 花びらがまるまっているもの。 アヤメやボタンのように見えるもの。 葉っぱが変わった形をしたものも。 変化アサガオは、思い通りの花を咲かせるのがとても難しく 珍しい花の種は、高い金額で取引きされたそうです。 いまでも愛好家の方たちが 品評会や展示会を開いています。 7月28日から8月3日にかけて 東京の日比谷で展示会が開かれます。 変化アサガオも紹介されるそうです。 あすは、海外からの観光客にも人気の 手ぬぐいの使い方についてです。 |
「てぬぐい」のおはなし2014年07月17日 |
てぬぐいは、海外からの観光客にも人気です。 江戸時代には色々な場面で使われていました。 用途はタオルに似ていますが 江戸っ子にとっては「頭に被るもの」でもありました。 掃除や炊事のときにする、「姉様(あねさま)かぶり」。 吉原から流行した、おしゃれなかぶり方「吉原かぶり」。 お芝居では駆け落ちをする場面でするのが「ほおかぶり」。 手ぬぐいから、江戸時代のくらしを垣間見ることが出来ますね。 あすは、虹にまつわる伝説についてです。 |
「虹」のおはなし2014年07月18日 |
夏の通り雨のあと、七色に浮かび上がる「虹」。 虹は空中に浮かんでいる細かい水滴に 太陽の光が反射してできます。 虹という漢字は中国の象形文字で ふたつの頭をもった龍を表していますが 古代ギリシャでは、虹は神々のメッセージを運ぶ 女神だと考えられていました。 虹の女神イリスは神々からメッセージを託されると 七色の衣をまとい、あたりを七色に染めながら 空を駆けていったといいます。 また、東洋西洋を問わず伝わっているのが 「虹と宝物の伝説」。 虹のふもとには財宝が埋まっているという伝説です。 中国や日本、ドイツなど色々な国に伝わっています。 もしかしたら本当にあるかもしれませんね。……虹の財宝。 21日は、「海の日」についてです。 |
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