RKB創立60周年記念番組
『王貞治 走り続ける人生』

2011年12月11日(日)ごご3:30から

「王貞治 走り続ける人生」の画像

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みどころ

‘世界の王貞治’は人生の節目でどう行動してきたのか。
各界関係者が語る、王さんの魅力とは。

 ホームランの世界記録を持ち、監督としてもWBCで世界一に輝いた王貞治。誰からも愛される国民的ヒーローが、ユニフォームを脱いで3年が経った。71歳となった王は、福岡ソフトバンクホークス会長としての枠にとどまらず、いまも広く野球の発展を願いさまざまな活動を続けている。
番組では王の活動に1年間密着。「大好き」だという野球への情熱を伝えるとともに、人生の節目で困難に直面しても克服し、前へ進み続ける王の強さに迫る。
王のもとでプレーした桑田真澄、イチロー(WBC)、小久保裕紀、城島健司、森脇浩司らが人物像を語る。
ナビゲーターは、王を尊敬してやまない東山紀之。ナレーションも担当し番組を重厚かつ華麗に彩る。

内容

王貞治は現役時代に数々の記録を打ちたて、国民に夢を与えてきた。868本のホームランは、いまも世界記録として燦然と輝いている。引退したあとも監督として手腕を発揮し、ジャイアンツ、ホークスを優勝に導くだけではなく、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では日本代表チームを率いて世界一にも輝いた。選手・監督、その両方で世界一となった王は、71歳となった今、福岡ソフトバンクホークス会長、世界少年野球推進財団理事長として全国を飛びまわり、精力的に活動を続けている。王の活力の源は、昔から変わらぬ「野球が大好き」という思いだ。

王は巨人の監督を解任された後、1994年のシーズンオフ、それまで縁がなかった九州・福岡の地に54歳で福岡ダイエーホークスの監督としてやってきた。Bクラスの常連だったチームを立て直すことから、王の第二の監督人生は始まった。
しかしBクラスから抜け出せず、生卵を投げつけられたり「監督をやめてくれ」と横断幕を出されたこともあった。それでも王は、暴走するファンを責めたりせずに「結果を出せない自分たちが悪いんだ」と選手たちに説き、チームを戦う集団へと変えていった。
監督就任4年目の1998年、ホークスはAクラスに入り、20年続いたBクラスから抜け出した。そして、翌1999年にリーグ制覇。そして日本一となった。

それまでに数々の栄光を手にしていた王は、なぜ54歳にしてあらたな挑戦の道を選んだのか?
東京から遠く離れた見知らぬ土地にやってきて、侮辱に耐えながらチームを改革していく。そこには、多くの苦労があったはずだ。逆境をはねのけチャレンジし続けるその姿は、我々の人生にとって、ときに指針となるものかもしれない。

番組では、王のさまざまな活動に密着した。今年5月には被災地の釜石市や陸前高田市を訪ねた。時間の許す限り体育館やグラウンドで子供たちとふれあい、野球を通じて励ました。
7月にはライフワークともいえる、世界少年野球大会を台湾で開催。野球を通じて国際的な交流を深めてもらおうと、世界19の国と地域から、500人の子供たちを招待した。王は過去を振り返らず、つねに未来に目を向けて活動を続けている。

番組のナビゲーターは東山紀之。王の700号ホームランを実際に球場で見ていたという東山は、誰よりも王を尊敬しているという。今回、福岡YAHOO!JAPANドームの「王貞治ベースボールミュージアム」で王と東山の対談を収録した。
 そのほかにも、王と縁のある桑田真澄、イチロー、小久保裕紀、城島健司、森脇浩司らが出演。桑田は王と対談。イチローはWBCを通じて感じた王への特別な思いを語る。ホークスでともに戦った小久保、城島、森脇も、王との忘れられないエピソードを披露する。

出演者

王貞治(福岡ソフトバンクホークス会長)
ナビゲーター:東山紀之
桑田真澄(元・読売巨人軍)
イチロー(シアトルマリナーズ)
小久保裕紀(福岡ソフトバンクホークス)
城島健司(阪神タイガース)
森脇浩司(元・福岡ソフトバンクホークス監督代行)

スタッフ

製作著作:RKB毎日放送
プロデューサー:今村晃一
ディレクター:渡辺貞紀


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