世界ウルルン滞在記・2015夏の特別編
〜ドイツ平和村再会スペシャル〜

　「世界ウルルン滞在記」が特別編を放送。リポーターの東ちづるが、戦争で傷ついた子どもたちに治療やリハビリを行い、再び母国に帰す活動を行なっているドイツ国際平和村を再訪する。
　東が最初に平和村を訪れたのは1999年。以来、平和村の活動は彼女のライフワークとなり、16年間にわたり平和村と関わり続けてきた。今回が8度目の訪問となる東。世界中で戦争や紛争が絶えない中、戦争から逃れられない子どもたちの現状とは──。

　世界各地の戦争や紛争で傷ついた子どもたちを引き取り、治療やリハビリをして再び母国に帰す活動を行なっているドイツ国際平和村。1999年にウルルンで初めて平和村を訪れ、ボランティア活動を体験した東ちづるは、以来16年間にわたり、平和村と関わり続けてきた。ウルルンがきっかけで、ボランティアとして現地に参加した日本人は、なんと延べ1600人。そして今なお300人もの子供たちが、平和村で治療を受けているという。
　8度目の訪問となる今回、東はピースボートに乗って、これまでの平和村の活動やボランティア経験の講演を行いながら、ドイツ北部オーバーハウゼン市にある平和村へ向かう。
　「私たちは全てを忘れないといけない」と言ったアンゴラの少女・マリアンナさん（当時14歳）や、「私はあなたになりたい」という衝撃的な言葉が心を捉えたジョージアの少女・シーラちゃん（当時11歳）など、かつて出会った忘れられない子どもたち。彼女たちは今、どうてしているのだろうか。そして、今回はどんな出会いや再会がが東を待っているのだろうか。