秋のドラマ特別企画　最強のオンナ

みどころ

最悪の出会いが最高のはじまりだった──
藤山直美＆寺島しのぶ、二大女優が夢のテレビ初競演！
演技巧者の出演陣がおりなす、ユーモアあふれる無敵の友情物語！

　今秋、TBSでは秋のドラマ特別企画『最強のオンナ』をお送りする。天涯孤独でひょんなことから女社長宅の家政婦に抜擢された浪速のおばちゃんと、亡き夫の遺した店の経営に奮闘する「鉄の女」。生まれも育ちも性格も何もかもが違う2人だが、本音と本音のぶつかり合いは、いつしか世代を越えた友情へとつながっていく。
　定職も家族もなく、ふらふらと気ままに生きてきた「女風来坊」・福田みどり役を演じるのは、主演の藤山直美。第一線で舞台に立ち続ける「喜劇役者」が、圧倒的な存在感で笑いと涙をお届けする。そんな彼女とコンビを組むのは、映画「キャタピラー」で日本人として35年ぶりにベルリン国際映画祭・銀熊賞（最優秀女優賞）を受賞（2010）した寺島しのぶ。洋食店のシェフだった夫の死後、周囲の重圧に耐えながら洋食チェーン店を展開する女社長・桐原玲子役を演じる。
　藤山と寺島、二大女優を支えるのは、人気ドラマにひっぱりだこの個性派俳優・岸部一徳。また、子役として注目を集める鈴木梨央が、愛情不足の家庭で心を閉ざす娘役を演じるのも、みどころの一つだ。そして、若手人気俳優の千葉雄大が、みどりの謎の過去を解き明かすキーパーソンを印象的に演じる。
　七転八倒しながらも前を向いて生きてゆく、オンナ二人。舞台に映画に活躍中の二大女優のテレビドラマでのプレミアムな共演に、実力派俳優が華を添える『最強のオンナ』は、極上のヒューマンコメディ。日本中に元気と心地よい感動を届ける愛のエンターテインメントに、是非ご期待下さい。

あらすじ

　ある日、福田みどり（藤山直美）は広告を見て、ハンバーグが売りの洋食チェーン「ミレニアム・コーポレーション」の求人に応募する。採用面接の場で出会ったのは、自分より年下の女社長・桐原玲子（寺島しのぶ）。玲子はシェフだった夫の死後、一人娘の麻衣（鈴木梨央）を育てながら、会社を発展させてきた。作業の効率化とコストダウンはすさまじく、その様子は専務・長谷川恭一（岸部一徳）も先行きを心配するほどだ。みどりの面接での傍若無人とも思える態度に激怒した玲子だったが、折りしも、麻衣の世話をするお手伝いさんが必要になり、社員ではなく、「家政婦」としてみどりを雇うことに。
　玲子は店舗数100を目指し、奔走する。ハンバーグの味が落ちていることに気づきつつも、売り上げが下がる中、後戻りは出来ない。一方、家では麻衣が小学校でのいじめに悩んでいた。仕事に忙しい母と過ごす時間は少なく、当初、みどりに心を閉ざし冷たかった麻衣だったが、おせっかいで人間くさいみどりと接するうちに、次第に心を開いていく。
　人目もはばからずぶつかり合うみどりと玲子だったが、やがて、世代を越えた友情にも似た関係を育んでいく。敏腕社長で重責を担う玲子に比べ、定職も家族もなく、気ままに生きてきたように見えるみどり。そんな彼女にも、繁華街で不良仲間とたむろする青年・宮本拓也（千葉雄大）との間には、何か「人知れず悲しい過去」があるようで･･･。

ひとこと

＜プロデューサー・志村彰＞
上質の笑って泣けるドラマを作りたいと思い企画しました。それには素晴らしいキャストが必要だと思い、日本を代表する、藤山直美さんと寺島しのぶさんの2人の女優さんと、名脇役の岸部一徳さん、名子役の鈴木梨央ちゃんに出演して頂きます。観終わったあと、心地良い気持ちになれる仕上がりになったと思います。是非ご覧ください。

出演者

福田みどり　藤山直美
桐原玲子　寺島しのぶ
桐原麻衣　鈴木梨央
宮木拓也　千葉雄大
長谷川恭一　岸部一徳
ほか

スタッフ

製作著作:
MBS

制作:
The　icon
プロデューサー:
志村　彰（The　icon）
関川友理（The　icon）
竹園　元

脚本:
吉田紀子

演出:
竹園　元

メインテーマ:
森　恵
「星に願いを」
（cutting　edge）

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