春のドラマ特別企画　母。わが子へ

みどころ

母の“命を懸けた愛”が我が子を救う！
バラバラだった家族が、「新しい希望」に向かって、東北への旅に――
母と兄弟の“愛”に満ちた珠玉のヒューマンドラマが、
この春、日本中に感動を巻き起こす！

　今春TBSでは、『春のドラマ特別企画　母。わが子へ』をお送りする。
違う道を歩んでいた兄弟が、母の病気をきっかけに再会、故郷・東北に向け「最後の家族旅行」を始める。末期がんで余命いくばくもない母が息子たちに託す「最後のメッセージ」とは？『母。わが子へ』は、「家族のつながり」を真正面からとらえたヒューマンドラマだ。
　そしてスペシャルドラマにふさわしいキャスト陣がそろった。日々の生活に手一杯で生きる目的を見失っている長男役には、世代を超えて人気の仲村トオル。物語の核となる、兄弟2人の母親役を演じるのは、日本を代表する名女優のひとり、八千草薫。今作は、仲村トオル×八千草薫の「W主演」となる。さらに、愛嬌のある性格だが家族に心配をかけてきた風来坊の次男役は演技派の玉山鉄二が演じる。
脚本は、NHK連続ドラマや『外科医有森冴子シリーズ』など多くの名作を手がけてきたベテラン・井沢満。原作脚本を担当したドラマ『花嫁の父』（2012年1月放送・MBS製作）が、2012年度「日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門」の優秀賞を受賞し評価を受けており、今作にも期待がかかる。
　東日本大震災からおよそ2年。このドラマは「ロードムービー」仕立てでお送りし、被災地・東北での撮影も敢行する。未だ震災の傷跡が生々しく残る東北を背景に、命を懸けて、息子たちに愛を注ぐ母と、それに応えようとする兄弟の姿、そして未来への希望を描く。あたたかさがいっぱいにつまったこのドラマに、この春ぜひご注目ください。

内容

　郷里で秀才ともてはやされたのは遠い昔。門間崇史（仲村トオル）は、40を超えたが、勤める住宅関連企業での出世も叶わない。子育てに協力しない夫に愛想をつかし、妻・燎子（紺野まひる）は息子とともに実家に帰ってしまった。一方、崇史の母・千勢（八千草薫）は、東日本大震災で宮城の家を失い、抗がん剤の副作用に苦しみながら、関東に住む崇史の家の近くで入院生活を送っている。末期がんを確信した彼女の気がかりは、音信不通の次男・拓海（玉山鉄二）のことだ。拓海は現在、秋葉原でアイドルイベントを主催しながら苦しい生活をしのいでいる。出来の悪い弟の尻ぬぐいをしてきた崇史は、母の愛情を一身に受けてきた拓海に複雑な感情を抱いていて･･･。
　東北で生まれ育ち、性格も暮らしぶりも違う兄弟が、母の病気をきっかけに再会する。余命わずかな母の願いで、キャンピングカーを借り、家族で松島を目指す。松島は、父親を早く亡くした彼らが唯一家族旅行をした思い出の場所であった。
　北上する道中、一向は雛（朝倉あき）という、お腹に子を宿した若い女性と出会う。雛は幼い頃、母から虐待を受け、今もお腹の子の父親となるべき男に逃げられるなど、幸せな家庭とはほど遠い女だった。さまざまな人との出会いと広がる被災地の光景。母と兄弟、そして雛･･･それぞれの想いを胸に旅を続けるが･･･。

ひとこと

＜主演・仲村トオル＞
『母。わが子へ』の脚本を読んだときは、「これをやらないと罰があたる」と思いました。（被災地・東北を舞台として描くことについて）失礼のないように、そして「観てよかった」と思っていただけるようなドラマにしたいです。

＜主演・八千草薫＞
素直に感情移入できるすばらしい作品に出会え、たいへんうれしく思いました。心に沁みる、ホームドラマだと思います。ご家族皆さんでひとつのテレビでご覧になっていただければと思います。

＜演出・プロデュース　竹園元＞
人は皆、母親から生まれてきます。このドラマに登場する親子は、日本のどこかに本当に居そうなごく普通の親子です。あの大震災から2年たった今だからこそ、きちんと描きたかった「親子の物語」。できるだけ多くの方にご覧頂きたいと思っています。是非ご期待下さい。

出演者

門間崇史…仲村トオル
門間千勢…八千草薫
門間拓海…玉山鉄二
門間燎子…紺野まひる
高原雛…朝倉あき

スタッフ

製作著作：
MBS

制作協力：
MMJ

プロデューサー：
竹園元
深迫康之
布施等（MMJ）

作：
井沢満

演出：
竹園元

音楽：
スワベック・コバレフスキ

主題歌：
Le Velvets
「The Letter To My Mother～母への手紙～」
（ワーナーミュージック・ジャパン）

春のドラマ特別企画 母。わが子へ

コンテンツメニュー

みどころ

内容

ひとこと

出演者

スタッフ

春のドラマ特別企画　母。わが子へ