MBS開局60周年記念新春ドラマ特別企画 『花嫁の父』

2012年1月8日(日)よる9:00から

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みどころ

父から娘へ、娘から父へ。ありふれた日常にある“幸せ”
美しい自然の新潟・山古志と人情あふれる東京・浅草を舞台にした愛の物語

 2012年、MBSは開局60周年記念番組として『新春ドラマ特別企画 花嫁の父』をお送りする。美しい風景の広がる新潟・山古志と下町情緒溢れる東京・浅草を舞台に、闘牛を育てる父と聴覚障害のある娘との深い絆、恋人の青年や二人を取り巻く人々の心情をしっとりとユーモアたっぷりに描く。
 主演は昨年、芸能生活30周年を迎え、ますます円熟味を増す人気俳優の柳葉敏郎。不器用だが誠実な父・里志役を温かく、愛情いっぱいに演じる。耳が聞こえない娘・美音役には、若手女優では群を抜く演技派で、連ドラ・映画に欠かせない存在の貫地谷しほり。その自然な演技力で等身大のヒロインを演じる。
さらに、娘が嫁いでいく下町の魅力的な青年・丸役に、『ゲゲゲの女房』でブレイクし、『江〜姫たちの戦国〜』など話題作への出演がひきもきらない向井理。口さがないが、優しい祖父役に名優・橋爪功。里志が密かに想いを寄せる女性に余貴美子…と、大型スペシャルドラマにふさわしい豪華キャストが花をそえる。
 脚本を手がけるのは、数々のNHK連続ドラマや、大ヒットドラマ『外科医 有森冴子シリーズ』を手がけたベテラン脚本家・井沢満。『花嫁の父』は、放送に先がけ、井沢氏本人執筆の原作小説も出版されている。(「ゆきの、おと〜花嫁の父〜」 講談社刊 9月1日発売)また主題歌には今年デビュー45周年の森山良子、劇伴音楽に数々の名作を手がけた渡辺俊幸を迎え、ドラマに彩りをそえる。時代に左右されることなく、芯をもって生きる登場人物達の清々しさと優しさ、そして強さを描いたこのドラマは、今の日本で暮らす人達に、ささやかな勇気と共感をお届けすることだろう。ご期待下さい!

あらすじ

 新潟県・山古志に住む里志(柳葉敏郎)は、若い頃、劇画の道を志すも断念、今は山古志の伝統である闘牛大会「牛の角突き」に出場する牛を育てている。妻を早く亡くした里志は、父・紘一郎(橋爪功)とともに、聴覚障害を持つ娘の美音(貫地谷しほり)と住んでいる。固い絆で結ばれた里志と美音だが、美音に地元の若者・一太(趙珉和)との縁談が進んでいた。一方、里志にも純な片思いをしている女性・雪子(余貴美子)がいる。雪子は里志にとって娘に抱く複雑な感情を素直に話せる救いのような存在であった。
 様々な想いが交錯する中、美音と一太との縁談が破綻する。傷ついた心を慰めに東京に旅行に向かった美音は、浅草の老舗の船宿の後継ぎで船頭をしている青年・丸(向井理)とめぐりあう。丸は耳の聞こえない美音のために「手話」を覚える。次第に惹かれ合い、縁を感じる美音と丸であったが、丸には実の両親に捨てられたという悲しい過去があった。一途な丸に求婚され、思い惑う美音。丸と結婚することは、父と離れ離れになることも意味しているのだ。東京と新潟、四季を越え、二人を見守ってきた里志は、ある日、浅草の丸の家を訪ねる。

ひとこと

プロデューサー・竹園 元
時代に左右されることなく、芯をもって生きる人々の清々しさ、優しさ、強さに注目して欲しいです。全ての登場人物がチャーミングに描いてある井沢さんの素晴らしい脚本を基に、スタッフ・キャスト一同、愛情をいっぱい込めて作りました。ご覧になった皆さんにもずーっと愛される心に残るドラマになれば幸いです。是非ご家族揃ってご覧下さい。

出演者

星野里志…柳葉敏郎
    ○
星野美音…貫地谷しほり
    ○
田中丸…向井理
    ○
田中郁子…松金よね子
田中三芳…ベンガル
    ○
邑木弥恵…平栗あつみ
小杉一太…趙珉和
星野百合子…高橋かおり
    ○
坂牧雪子…余貴美子
    ○
星野紘一郎…橋爪功

スタッフ

製作著作:MBS

制作協力:MMJ

作:井沢満

演出:竹園元

プロデューサー:
竹園元
深迫康之
布施等(MMJ)

音楽:渡辺俊幸

主題歌:
森山良子「日常」(ドリーミュージック・)


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