堺雅人と上戸彩が10年ぶりに共演!
直木賞作家、池井戸潤の話題作がついに
民放地上波初登場!!
7月7日(日)よる9時スタート
日曜劇場『半沢直樹』
バブル期に大手銀行に入行した半沢。しかしその銀行員生活は波乱に満ちていた。
バブル期入行世代の葛藤と苦悩に満ちた戦いを鮮やかに描き出す。
基本は性善説。ただしやられたら倍返し!
型破りのバンカー、半沢直樹伝説の始まりだ!
TBSでは、7月7日(日)よる9時から日曜劇場『半沢直樹』を放送することが決定しました。
原作は、「果つる底なき」で第44回江戸川乱歩賞、「鉄の骨」で第31回吉川英治文学新人賞、「下町ロケット」で第145回直木賞を受賞した池井戸潤の人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」。
ドラマは、第一作目「オレたちバブル入行組」をベースにした物語を〈第一部〉、第二作目「オレたち花のバブル組」をベースにした物語を〈第二部〉とし、前後半の二部構成でお送りします。
バブル期、都市銀行の数は全部で13行。銀行に入ったら一生安泰と言われていた時代で、銀行員はエリートの代名詞でもありました。そんな日本経済が熱狂していた時代に入行したのが、いわゆる「バブル入行組」。この物語は、そんなバブル期に東京中央銀行に入行したバンカー(銀行員)・半沢直樹が、銀行の内外に現れる「敵」と戦い、組織と格闘していく様子を中心に描いていきます。
主演を務めるのは、昨年10月放送のTBS金曜ドラマ『大奥〜誕生[有功・家光篇]』での好演も記憶に新しい、堺雅人。間違ったことがあれば、たとえ上司であろうと態度を曲げない融資課長・半沢直樹(はんざわ・なおき)役を演じます。半沢の、敵を追い詰めていく攻撃的な顔、一方で部下や家族に見せる優しい顔を併せ持つ魅力的なキャラクターを堺がどのように演じるのか、注目が集まります。
また、そんな弁が立つ半沢を唯一言い負かせる存在であり、明るく爽やかに支える妻、半沢花(はんざわ・はな)役を上戸彩が演じます。堺と上戸は、2003年TBSで放送された連続ドラマ『ひと夏のパパへ』で共演して以来、およそ10年ぶりの共演となります。
さらに、東京中央銀行で歴代最年少のスピード出世で常務に上り詰めた切れ者、大和田(おおわだ)常務役を香川照之が演じます。
他に、常に広い心を持って半沢を見守る東京中央銀行の中野渡(なかのわたり)頭取役に北大路欣也、半沢の同期でよき相談相手、渡真利忍(とまり・しのぶ)役に及川光博。第一部には中島裕翔(Hey!Say!JUMP)、壇蜜らも出演が決定し、多彩なキャストでお送りします。
このドラマは銀行を舞台とした、経済ドラマではない。「人間の心のヒダをえぐる、魂がぶつかり合うドラマ」がつまった痛快エンターテインメント劇である。物語が進むにつれて、半沢直樹が銀行に入行した真相も明らかに…。
日曜劇場『半沢直樹』に是非、ご期待下さい!
東京中央銀行、大阪西支店・融資課長の半沢直樹(堺雅人)は、半ば強引な浅野支店長の指示に従い、西大阪スチールから5億円の融資契約を取り付けた。しかも「無担保」で。しかし、表面上は優良企業に見えた同社は、陰で莫大な負債を抱えており、それを隠すための粉飾決算が発覚。融資からたった3カ月後、西大阪スチールはあっけなく倒産した。結果として半沢たちは5億円の融資を騙し取られてしまったのだ。
出世に執念を燃やす浅野支店長は、その全責任を半沢一人に負わせようと画策。しかし、融資失敗に関して東京本店に呼ばれ聞き取り調査に出席した半沢は、それを真っ向から否定し、取られた5億円を取り戻すと誓う。
何故ならそれが、半沢がバンカーとして生き残るための、唯一の道だったからだ─。
<主演・堺雅人さん>
今回のお話をいただいたとき、「この厳しい時代のなか頑張っている皆さんへのエールになれば」などと思っておりました。けれども原作の小説や脚本を読ませていただくうち、それぞれの現場で一所懸命に働いている登場人物の姿に、いまは「力をもらっているのは、むしろ僕かもしれない」と思うようになっています。キャスト、スタッフ一丸となって、 暑い夏を過ごすつもりでおります。
香川さんは、何度ご一緒しても、そのたびに多くのことを教えてくださる、大切な先輩です。今回も、全力でぶつかっていきたいと思います。
上戸さんとは、約十年ぶりの共演になります。仕事場でたくさんの敵に囲まれている半沢ですが、家庭での妻の温かさに支えられています。可愛らしくも芯のある、上戸さんのお芝居を今から楽しみにしております。
<上戸彩さん>
男性社会を描くドラマですが、実は支える側にも同じ様な社会があり、ドラマがある。陰ながら夫を支えるたくましい女性、半沢花を楽しみたいと思います。
また、10年ぶりに恩師である福澤克雄監督にしごいてもらえるのが嬉しいです!
<原作・池井戸潤さん>
どんな「半沢直樹」を見せてくれるのか、いまから楽しみだ。
相手が上司だから、顧客だから、度胸がないから──。いろんな理由で、反論したくてもできなかった理不尽な経験は誰にだってある。
思わず唇を噛んだその悔しさを、半沢直樹が晴らしてくれる。
基本は性善説。やられたら、倍返し──。
サラリーマンは決して、真似をしてはいけない。
<伊與田英徳プロデューサー>
「部下の手柄は自分のもの、自分の失敗は部下のもの」。そんな理不尽な状況でも決して負けない半沢を、誠実さと同時に、秘めた意思の強さを併せ持つ堺さんが、どのように表現してくださるのか楽しみです。
その半沢を支える奥さん役の上戸さんは、会社では上司をも言い負かす半沢を、唯一言い包めることのできる存在です。お互いに言い合いながらも支え合える理想の奥さんを演じていただけると思います。
半沢と銀行の上司の大和田常務を演じる香川さん。史上最年少で役員に出世したエリートバンカーを、今回は、どんな引き出しからキャラクターを引き出して演じて頂けるのか、ワクワクしています。
日曜日の夜に、観終わってスカッとするドラマです。皆さんご期待下さい!
堺 雅人
上戸 彩
及川光博
片岡愛之助
滝藤賢一
山崎直子
<第一部>
中島裕翔(Hey!Say!JUMP)
宮川一朗太
森田順平
緋田康人
宇梶剛士
壇蜜
赤井英和
石丸幹二
北大路欣也(特別出演)
香川照之
原作:
池井戸潤
「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」(文春文庫 刊)
脚本:
八津弘幸
演出:
福澤克雄
プロデューサー:
伊與田英徳
飯田和孝
製作著作:
TBS