
瀬戸内の小さな島を舞台に、主人公の少女「もも」に訪れる不思議な日々を描いた、ハートフルなファンタジーアニメーションを地上波初放送!
監督は『人狼 JIN-ROH』の沖浦啓介。制作は海外でも高い評価を得るプロダクションI.G。そして『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『AKIRA』など、日本が世界に誇る作品を手がけてきた最高のスタッフも集結し、屈指のクリエーターたちによる最高級品質の作品が生み出された。
豊かな自然とやさしい人々が生きる「汐島」で、不思議な妖怪たちと出逢い、次第に成長していくもも。心にしみる家族愛の物語をお楽しみに。
心ない言葉をぶつけ、仲直りしないまま父を事故で亡くした小学6年生のもも。父が遺した手紙には“ももへ”とだけ書かれていた。「ほんとうはなんて書きたかったの?」ももはその想いを抱えたまま、母・いく子と瀬戸内の小さな島「汐島」に移り住む。
東京と違う生活に慣れず戸惑う中で、ももはある日不思議な妖怪に出会う。イワ、カワ、マメ…“見守り組”の彼らは、食いしん坊でわがまま、でも愛嬌たっぷり。そして彼らには、ある大切な使命があった。
一方いく子は、もものために明るく振舞いながら、忙しい日々を送っていた。ももは、ささいなすれ違いからいく子とケンカし、さらにいく子は病に倒れてしまう。いく子が自分のために無理をしていたこと、そしていく子の本当の思いに気付いたももは、“大切な想いを伝える”奇跡を起こしていく。