献華写真・俳句展

女性写真家たちによる鑑真和上に捧げる「献華」

女性写真家たちによる鑑真和上に捧げる「献華」
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石内都 写真家

略歴
1947年 群馬県生まれ。横須賀に育つ。
1970年 多摩美術大学デザイン科織りコース中退
1979年 第4回木村伊兵衛賞
1999年 第15回東川賞国内作家賞、第11回写真の会賞
思春期を過ごした土地の空気や匂い、気配などを写真に撮りながら心の奥にわだかまっていた記憶の糸を写真に見いだす。40歳を迎えて同じ年に生まれた女性の手と足のシリーズ「1・9・4・7」で人間の皮膚へと展開。現在“SCARS”(傷跡)を撮りつづけている。近年は母の皮膚と遺品で構成した作品を発表。横浜在住。

個展
絶唱・横須賀ストーリー(1977年ニコンサロン東京)
TO THE SKIN(1994年ギャラリー手東京)
1・9・4・7(1994年ローレンスミラーギャラリーニューヨーク)
Chromosome XY(1995年ツァイトフォトサロン東京)
モノクローム―時の器(1999年東京国立近代美術館フィルムセンター東京)
爪nail(2001年ギャラリードゥ東京)
Mother's(2002年中京大学アートギャラリーCスクエア名古屋)
Mother's(2003年セピアインターナショナルニューヨーク)/他  グループ展 戦後日本の前衛美術(1994年グッケンハイム美術館ソーホーニューヨーク)
PROSPECT 96(1996年クンストフェラインフランクフルト)
しなやかな共生(1997年水戸芸術館現代美術ギャラリー 水戸)
時間/視線/記憶(1997年東京都現代美術館東京)
芸術と環境(1998年国立国際美術館大阪)
震災・記憶・芸術(2000年川崎市岡本太郎美術館川崎)
未完の世紀20世紀美術がのこすもの(2002年東京国立近 代美術館東京)
日本写真史展(2003年ヒューストン美術館 ヒューストン)/他

写真集・エッセイ集
『APARTMENT』(1978年写真通信社)、『絶唱・横須賀ストーリー』(1979年写真通信社)、『連夜の街』(1981年アサヒソノラマ)、『1・9・4・7』(1990年I・P・C)、『モノクローム』(1993年筑摩書房)、『1906・to the skin』(1994年河出書房新社)、『爪nail』(2000年平凡社)、『Endless Night 2001』(2001年ワイズ出版)、『Mother's』(2002年蒼穹舎)/他

パブリックコレクション
ニューヨーク近代美術館・メトロポリタン美術館・サンフランシスコ近代美術館・東京国立近代美術館・国立国際美術館・東京都現代美術館・東京都写真美術館・横浜美術館・川崎市民ミュージアム・徳島県立美術館他