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#64 高知県鵜来島2009年11月1日放送
イノシシ被害に悩む島(後編)
(写真) (写真)庭師&とび職の職人チームが、農作物のイノシシ被害に悩む島でひたすら柵を作るワンステップ。この島の人は、自給自足の畑の野菜をイノシシに食い荒らされて、生活を脅かされていたのです。
大切な作物を守るため、連日猛暑の中で防護柵を作り続ける三人。彼らが向かった先は、足が悪く防護柵を作れないという女性の畑でした。
この女性の畑は、この島で一番高いところにありました。足場が悪く、細く急勾配な道をよじ登るようにして行っての農作業。農作業だけでも大変な上、その場所に柵を作るのは容易ではなかったのです。さらに今では足を悪くしています。
三人は急勾配の道を何度も往復しながら作業を始めました。
そして、彼らの作業は防護柵を作ることに留まりませんでした。
イノシシに崩されてしまった石の階段を組み直すことや、物干し台の修理・・・。この島で困っていることに彼らの技術を使って積極的に解決していく三人。いつしか島の人との関係性にも変化が見え始めたのです。