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#5 長崎県佐世保市宇久町2008年8月3日放送
(写真) (写真)九州本島から西へおよそ60km。五島列島の北端に浮かぶ宇久島(長崎県佐世保市宇久町)。遠浅の白い砂浜がふちどる、この美しい島には平家伝説がありました。
およそ820年前(1187年)、島の海士(アワビを素潜りで漁をする人)が、壇ノ浦の戦いに敗れて漂流中だった平家盛一行を救助し、迎え入れたという言い伝えがあります。
京の都から逃れて来た平家盛は、災厄の除去を祈る京都・八坂神社の「祇園神(ギオンガミ)」を宇久島の神島神社(別名:八阪神社)に移し、祭りを開きました。これが、毎年7月に開かれる神島神社内に祀られる「八阪神社 祇園祭」です。
しかし、過疎化による島民の激減は、祭りにも深刻な影を落としていたのです。準備のための人手も、神輿の担ぎ手も不足。
そこで、祭りを手伝おうと、5人の若者が宇久島にやって来ました。