インタビュー

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vol.10:柴田恭兵さん

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台本を読んだ感想・意気込みをお聞かせください。

最初に原案である 「 南極越冬隊タロジロの真実 」 を拝見いたしましたので、タロとジロのこと・南極の厳しさがどのように描かれるのか、台本の完成を楽しみにしていました。その後、台本を読ませていただき、目頭が熱くなり、鼻の奥がツーンとなりました。越冬隊員の決断、家族の絆、日本人の思い、悲しいシーン、切ないシーン、喜びのシーン、その全てが映像になったら、感動は5割増しにはなるだろうと感じました。僕も頑張らなくてはいけないなと思いました。

演じられている白崎優はどのような人物ですか?

敗戦から数年が経ち、世界からは “敗戦国” と言われて非難されている日本。そんな時代に、「 南極観測 」 に参加しようと最初に手を上げた男が僕の演じる白崎です。白崎には、「 日本は世界の中で頑張ることが出来る 」 という強い思いがあり、日本の復興を最も考えていた人物のひとりだと思います。

共演の木村拓哉さんの印象はいかがですか?

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木村くんとは初共演なのですが、どのシーンも手を抜かずに一生懸命演じる人ですね。僕は、“セリフは役者同士のキャッチボール” だと思っているので、木村くんとのシーンでは色々な球を投げることが出来てとても楽しかったです。ゆるい球を投げるとゆるい球が、強い球を投げると強い球が、変化球を投げるとものすごい変化球が返ってくる。僕が想像していたよりもシーンが膨らみ、共演して気持ちがよかったですし、素敵な時間をいただいたと思っています。

北海道ロケはいかがでしたか?

湖面が全面凍結した上で撮影したのですが、180度真っ白な世界が広がっていて、美しさ・寂しさ・怖さを感じ、不思議な感覚に陥りました。撮影前に福澤監督から、「 後ろに宗谷があります。こっちに大きな氷山があります。こっちにはペンギンがいます 」 と説明を受けたのですが… 宗谷も氷山もペンギンも僕には見えましたね。不思議な場所だったなあ…。

「 南極観測隊 」 のチームワークも良かったですね。

北海道への長期ロケから始まりましたので、越冬隊員のメンバーは男子校の修学旅行のような雰囲気でお互いの絆が深まり、とても良い体験をさせていただいたと思っています。その中で僕は引率の先生のような立場で楽しかったです (笑)。それに、北海道では、全員で食事をしながら会話することができました。通常はドラマの撮影が全て終わってから打ち上げをするので、“ああ、こういう人だったのか” “すごく気が合うな” などと、後に分かることが多いのですが、今回は最初にお互いのことを分かり合えたのでよかったと思います。

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撮影も終盤ですが、いかがですか?

役者は本当に良い台本に出会えたときに喜びを感じると僕は思っています。 共演者のみなさんも同じように感じたと思いますが、『 南極大陸 』 は本当に素敵な台本なんです。素敵な台本に出会えれば、僕らは演じずとも、“その場に居るだけでいい” と思わされるんです。『 南極大陸 』 は初共演の方が多かったのですが、台本の力でそれを感じさせず、とても心地よい現場でした。

最後に、視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。

骨太の男のドラマに仕上がっています。『 南極大陸 』 を是非ご覧ください。


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