インタビュー

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vol.09:ドロンズ石本さん

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台本を読んだときの感想をお聞かせください。

『 南極観測 』 にはこんな人たちが携わっていたのかと、戦後の日本人の心境はこうだったのかと、改めて知ることができました。それを自分に演じられるのかと不安になりました。

撮影も終盤ですが、今も不安はありますか?

演じるたびに不安になりますね。もう帰りたい!今すぐに帰りたい!この場からいなくなりたい !! そんな心境です、いつも… (笑)。共演者の方々がすごく豪華なので、僕がここにいてもいいのかなと不安になります (笑)。

演じている山里万平はどのような人物ですか?

台本を読ませていただいて、山里は敗戦後の日本人というよりは、現代の日本人に近い考え方かもしれないなと思いました。当時の日本人って、「 日本のためにがんばろう 」 「 日本を復興させるぞ !! 」 というパワーが強い人が多いと感じたのですが、山里に関しては熱い気持ちでスタートしてないんです。「 え?俺がやるの? 」 「 俺、越冬するなんて言ってないし 」 みたいな (笑)。戦後なのに、こんなに太っているのもおかしいですしね。ただ、“みんなに美味しいものを食べてもらいたい!” という料理に対しての愛情は人一倍ありますから、越冬隊に参加して山里が変わるのか変わらないのかも楽しみにしていて欲しいですね。

越冬隊はどんなチームですか?

観測隊のメンバーがいると、どこへ行っても怖くないですね。例えば、「 君たちがサッカー日本代表の選手に決まりましたよ 」 と言われても、日本代表として試合が出来る気がします。全員が揃えば何とかなる、怖いものなんてないと思ってしまうチームです。

他のドラマと違うところはありますか?

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それほどたくさんのドラマを経験しているわけではないのですが、チームとしての一体感があります。実際の越冬隊の皆さんが1年間南極で過ごして絆が生まれたように、このチームも絆で結ばれているなと。撮影が始まって半年経つのですが、お互いが何でも話せる存在なんです。好きな食べ物、嫌いな食べ物、好きな芸能人、嫌いな芸人までスバっと言っちゃうぐらいの仲ですから (笑)。裏表なく全てを打ち明けられる付き合いなので、まとまりは非常に強いですね。実際に越冬したわけではないのですが、その一体感が作品の中に反映されて、視聴者の皆さんに伝わればいいなと思いながら演じました。

スケールの大きな撮影でしたが…。

スケールは大きいですね。昭和基地も宗谷もセットだとは思えない出来栄えです。そのお陰で、僕自身も山里になりきれたので、スタッフのみなさんには感謝しています。

真冬の北海道ロケはいかがでしたか?

北海道ロケは暑かったですね。“北海道ってこんなに暑いんだ” と思いました。Tシャツ1枚になった自分から湯気が出ていたのには、“真冬なのに大丈夫かオレ…” と、すごく驚きましたね (笑)。あとは、北海道ロケがなかったら、今のチームワークはなかったなと。朝から晩まで一緒にいて、共同生活をしていたからこそのチームワークだと思っています。

木村拓哉さんとの共演はいかがでしたか?

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あの… 僕と木村さんが並んで立っていると、みんなが見るんですよ。僕と木村さんは似ているんじゃないかな。そんな気がします。僕が 「 似てる? 」 とたずねると反応は悪いんですが、木村さんがたずねると笑うんですよね、みんな。なんでだろうな?キャラがかぶっているからしょうがないかな。お互い意識しちゃってますからね (笑)。って… すみません。えっと… 木村さんは僕よりも1つ年上なのですが、僕が芸能界に入る前から第一線で活躍されている方なので、とにかく気遣いが素晴らしい。倉持役が木村さんじゃなかったら現場の雰囲気が全く違っていたと思うので、本当にありがたい素晴らしい存在ですね。

視聴者のみなさんに注目して見てほしいところは?

注目して見なくても、普通に見ていただければ、物語の中に引き込まれると思います。当時の状況と今の状況を重ねてしまう部分もあると思いますが、「 僕らなら出来る 」 「 諦めちゃいけない 」 「 頑張ろう 」 と思える作品になっています。みなさん、楽しんでご覧ください。


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