インタビュー

→インタビューの目次へ戻る

vol.08:川村陽介さん

(photo)

台本を読んだときの感想をお聞かせください。

1話を読んだ時点で、物語の中に引きこまれました。“次はどうなるんだろう?” とワクワクして、撮影がとても楽しみになりました。そして、共演者がベテランの方が多かったので、その中で頑張らなくちゃいけないというプレッシャーも感じました。けれど、盗めるとことは盗んでしまおうと、ちゃんと一員になろうと心がけ、みなさんに遅れをとらないようにと思いながら演じました。

今もプレッシャーはありますか?

今はもう無いですね。撮影期間が長く、観測隊のメンバー全員が一緒にいることが多いので、チームワークがどんどん良くなっている感じがします。それに、先輩方が現場の空気を作ってくれるので、僕ら若手も無理せずにその場にいられるというか…。そのスタンスが居心地が良くて、いい緊張感があります。スタジオを出ると、みんなで他愛のないことを言ってゲラゲラ笑えるので、いい意味で年齢差を感じず、毎日が充実しています。

『 南極大陸 』 と他のドラマで違いはありますか?

出演者の豪華さはもちろんなのですが、それと同様に内容が本当に濃い。他のドラマが薄いということではなくて、『 南極大陸 』 に関しては、ひとつひとつのシーンを切り取っても深い意味があるんです。その分、撮影にかかる時間は長いのですが、このこれらのシーンが全部繋がったときにどんな映像になるのだろうと、すごく楽しみにしています。とにかくスケールがデカイです!

スケール大きさをどこに感じますか?

北海道での長期ロケでは、雪一面の真っ白な世界に、昭和基地を立て、犬ぞりや雪上車を用意し、凍えそうになりながら撮影を行いました。そんな状況での撮影は中々経験できない。それが終わったと思ったら、今度はスタジオに壮大なセットを建てて、その中で演じさせてもらっているので… スケールのデカイ作品だなと思います。

(photo)

北海道ロケはいかがでしたか?

クランクインだったこともあり、最初は緊張していました。撮影はもちろん大変でしたが、今考えると北海道の二ヶ月間はすごく大事な期間だったと思います。あの期間があったからこそ、東京に帰ってきてからのチームワークの良さに繋がっているなと。ひとつのシーンを作る際にも自然と話し合いが始まりますし、誰かのアドリブに対して全員が反応できますから。撮影の無い時は共演者同士で食事へ行ったりお酒を飲んだりと、毎日が濃かったですね。

演じられている嵐山肇はどのような人物ですか?

観測隊のメンバーは頭が良くて知識が豊富なのですが、嵐山に関しては、学識は無い (笑)。“登山” に自信を持っていて、山の知識はあり、探検に興味のある男です。あとは、寺島さん演じる鮫島の金魚のフンというか… 鮫島の兄貴がいて、その後ろにいるキャラクターかなと。最初のほうは、鮫島と嵐山は “嫌な奴” に見えると思うんですけど、それが徐々に愛されるキャラクターになればうれしいなと思いながら暴れています (笑)。

『 南極大陸 』 は、どんなチームですか?

僕は越冬隊メンバーとしてのお芝居がメインなので、どうしても越冬隊の話になってしまいますが、本当に “暑苦しいチーム” ですね。その熱さが良い方向に向かっていると思うので、僕はこの男だけの暑苦しい現場が大好きです。幅広い世代の男達が集まって、同じ目標を立てて、それに向かって挫けずに進んでいく。大きな障害物が “ドーン!” とぶつかっても、「 じゃあこうしよう 」 「 ああしたら良い 」 って話し合ってひとつずつ乗り越えていく。そんな固いチームワークを持っていると僕は思います。

(photo)

テーマのひとつ、“夢を追いかける男たちの姿” をどう思いますか?

夢を持つことって大事だし、いつまでも忘れないようにしたいと思っています。
明確な目標を立ててそれに向かって進めるなら、それに越したことはないけど… 漠然と 「 こっちへ進もう 」 という思いだけで進んでもいいと思うんですよ、僕は。ただ、純粋に夢は持ち続けていたいなと思っています。

最後に、視聴者のみなさまへメッセージをお願いします。

『 南極大陸 』 は、今現在も続いている 「 南極観測 」 の第一歩となったときのお話です。最初の一歩が、どれだけ大変だったのか、どれだけ大きいことをやろうとしていたのか、その情熱を伝えたいと思いながら演じました。僕自身、“諦めない気持ちは大切なんだ” と、この作品に関わったことでより深く感じましたし、それが視聴者のみなさんにも伝わり、心境に変化が起こってくれたらうれしいなと心から思います。そうなるように一生懸命がんばりましたので、ぜひご覧になってください。


↑このページの一番上へ