コンテンツへジャンプ

ここからコンテンツです

毎週土曜日よる7時56分

現場レポート

Vol.10「第1話の撮影秘話part.2」

ここからは、前回に引き続き 「第1話の撮影秘話」 をお伝えしたいと思います。
そしてそして、またまた新たな BIG ゲストの情報も… !?
最後の最後まで、どうぞお見逃しなく!

さて、4月中旬の夜のこと。
セット内で、ひたすらねずみに足を踏まれまくる という、今どき稀有な体験をした人物がいました。そのキャストとは… “リンダくん” こと、水嶋ヒロ さん
この日は、九十九のペットであるねずみの六三四 (ムサシ) が小屋から逃げ出し、リンダくんの足を踏みつけて逃走するというシーンが撮影されていたのですが、実はこの撮影現場でイチバン空気を読まないのが、ねずみの六三四。スタッフたちの言うことにも耳を貸さず、「右に行け」 といえば左に行き「左に行け」 といえば右に行く、たいへんへそ曲がりちゃんなのです (そこは動物、言葉も通じないので仕方ありませんが… 笑)。
この日も、水嶋くんの靴をひょいと飛び越えてほしい監督の意思とは裏腹に、ひたすら靴を避けてひた走る悪い子・六三四…。十回、二十回、三十回…。いい加減、ほとほと疲れたようすのジャイさんがあくびをしかけたその瞬間、水嶋くんのつま先にちらっと乗っかりかけたのを、スタッフたちは見逃しませんでした。
当初、監督が思い描いていたような画は、最後の最後まで撮れなかったのですが、オンエアではあの一瞬がうまく使われていた模様。六三四に足を踏まれるだけのために、ひたすらじーっと片足を動かさずに耐えた水嶋くん、ほんとうにお疲れ様でした (笑)。 (  )