現場レポート

どこをどう切り取ってもスキのないカッコよさを持つ木村拓哉さんが、一体どんなふうに変わり者の脳科学者を演じるのか…。きっと、放送を見るまで想像がつかなかったという方も多かったはず！… 実は、私もそのひとりでした。現場で木村さんが “九十九” という人物として動き始めるまで、全く見当もつかなかったんです…。
ですが、結果はご覧の通り！あの素敵な木村さんが、周囲にうとまれる九十九という役を、愛嬌たっぷりにコミカルなタッチで演じていらっしゃいましたよね。
興味のあることにはまるで子供のように飛びついたり、思い通りに事が進まないと落ち着きなく体を揺すってみたり、ペットであるねずみの六三四 (ムサシ) を猫かわいがりしてみたり…。
往年のファンのみなさんも、九十九という役に 「木村さんの新たな一面を見出した」 のではないでしょうか !?

そんな木村さん、シーンごとに “凡人ではない” 九十九の一面を表現しようと、現場でも絶えず頭をひねっている様子。いつもはニコニコと楽しそうにキャストやスタッフと戯れていらっしゃる木村さんが、ときおり額に手を当ててふと難しい表情を浮かべている瞬間…。どうやらそれは、「どう演じたら九十九を “より変に” 見せられるか」 を、真剣に悩んでいらっしゃる時のようです (笑)。 ( → )