映画『食堂かたつむり』

2.6sat Valentine's Roadshow

生きることは、食べること。おいしくてしょっぱい母と娘の物語。

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2008年1月ポプラ社から刊行され、40万部を超えるベストセラーとなっている小川糸の『食堂かたつむり』。
TBSテレビ「「王様のブランチ」のBOOKコーナーで絶賛され、第7回輝く!ブランチBOOK大賞・新人賞を受賞。
幅広い層の女性から圧倒的な支持を集める話題作が、待望の映画化です。

主演を務めるのは、「世界の中心で愛をさけぶ」「メゾン・ド・ヒミコ」「県庁の星」
「日本沈没」「どろろ」「少林少女」「容疑者Xの献身」などの数々のヒット作に出演してきた柴咲コウ。
失恋のショックから心因性失声性になりながらも、愛情を込めた料理で幸せを呼び込む主人公・倫子(りんこ)を演じます。
料理を作るシーンはすべて吹き替えなし。実際料理が得意な柴咲コウが、スクリーンの中で美味しい料理を次から次へと出していきます。

自由奔放な倫子のオカン・ルリコ役に余貴美子、何かと倫子を助けてくれる熊さん役にブラザートム、その他、田中哲司、志田未来、満島ひかり、江波杏子、三浦友和といった個性派メンバーが集結しました。
そしてルリコが飼うペット、豚のエルメスも重要な鍵を握ります。

監督は、CMやアニメーションを中心に活躍し、2005年初の長編映画「ウール100%」(サイダンスNHK国際映像作家受賞作品)を手掛けた富永まい。独特な世界観を持つ、注目の若手クリエーターです。

主人公・倫子は、料理を作ることで食べる人を幸せにし、そして自分もゆっくり癒されていきます。
そして、母との確執を抱えた娘は、母の自分への秘めた想いを知ることになります。
「生きることは、食べること。」という普遍的なメッセージと共に、母と娘の愛を描く心温まる物語です。

Story その日、運命に出会うーー

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生きることは、食べること。おいしくてしょっぱい母と娘の物語―。
失恋のショックで声を失った倫子(柴咲コウ)は、子供の頃から馴染めなかった自由奔放な母・ルリコ(余貴美子)が暮らす田舎へ戻り、小さな食堂を始める。
お客様は一日一組だけ。決まったメニューはない。お客様との事前のやりとりからイメージを膨らませて作る倫子の料理は、食べた人の人生に小さな奇跡を起こしていく。
そして、いつしか「食堂かたつむり」で食事をすると願いが叶うという噂が広まっていった。
そんなある日、倫子はルリコが末期のガンであることをルリコ自身から知らされる。倫子は衝撃を受けながらも、母のための料理を作ろうと決意する。料理を通して倫子とルリコの距離が縮まろうとしていた…。

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