水戸黄門 第4部

1973年1月22日〜1973年9月17日(全35話)


みどころ:

 これまでの「水戸黄門」は、地方の藩に何か問題が起こり、それを解決するために黄門様が旅立つという形を取っていた。第4部の黄門さまは、第1部第26回で描かれた越後高田藩のお家騒動が伏線となって、世直し旅が始まる。一件落着したかに見えた事件の根は深くなお事件の余波はくすぶっていた。謎の旅絵師石塚清雅(中丸忠雄)の誘いに敢えて乗った黄門様の前途には、数々の障害が立ちはだかるが、第6回で事態は収拾され、その後は出発時のキーワードとなった芭蕉の著に因んで、「奥の細道」を辿る漫遊記となる。
 第1部からすでにディスカバージャパンブーム、グルメブーム、郷土芸能の再発見、郷土名産の紹介などの社会現象を先取りして始まった「水戸黄門」のシリーズだが、第4部は前掲の経緯から、特にその色が濃い。好評延長の結果、放送回数は35回に及び、結局は「奥の細道」にとどまらず、初めて北海道へ渡り、松前藩を舞台にした物語も前後編で作られた。

登場人物:

水戸光圀(みとみつくに)/東野英治郎(とうのえいじろう)、
佐々木助三郎(ささきすけさぶろう)/里見浩太朗(さとみこうたろう)、 渥美格之進(あつみかくのしん)/横内 正(よこうちただし)、
風車の弥七(かざぐるまのやしち)/中谷一郎(なかたにいちろう)、 うっかり八兵衛(うっかりはちべえ)/高橋元太郎(たかはしげんたろう)、
霞のお新(かすみのおしん)/宮園純子(みやぞのじゅんこ)、 中山備前(なかやまびぜん)/永田 靖(ながたやすし)

立寄り先と主なゲスト:

【1】水戸、江戸:山本陽子、中丸忠雄
【2】忍:中尾 彬、中丸忠雄
【3】高崎:近藤洋介、中丸忠雄

【4】三国峠:新 克利、安田道代
【5】長岡:磯野洋子、中丸忠雄
【6】高田:有川有紀、中丸忠雄

【7】新発田:小夜福子、沢井桂子
【8】米沢:伊吹吾朗、宇都宮雅代
【9】山形:目黒佑樹、伊藤るり子

【10】天童:菊 容子、西田 健
【11】庄内:玉川伊佐男、浜田寅彦
【12】久保田:鮎川いずみ、志垣太郎

【13】大館:高橋長英、望月真理子
【14】弘前:矢崎知巳、隅田和世
【15】青森:磯野洋子、地井武男

【16】松前:大友柳太朗、上月 晃
【17】松前:大友柳太朗、上月 晃
【18】八戸:津島恵子、滝田裕介

【19】三戸:水島道太郎、伊達三郎
【20】十和田:吉沢京子、北沢 彪
【21】盛岡:島田正吾、本阿弥周子

【22】北上川:亀井光代、夏八木勲
【23】一ノ関:待田京介、浜田寅彦
【24】石巻:森次晃嗣、清川虹子

【25】仙台:珠めぐみ、早川 保
【26】白石:鮎川いずみ、佐々木功
【27】福島:木村 功、川口敦子

【28】会津若松:織本順吉、東 三千
【29】郡山:勝呂 誉、木村俊恵
【30】白河:田口 計、葉山葉子

【31】日光:大友柳太朗、松平純子
【32】宇都宮:志村 喬、北川美佳
【33】古河:中村竹弥、山本 圭

【34】真岡:沢久美子、高津住男
【35】水戸:山本陽子、岩井友見



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