メディア規制法案に反対します

日本民間放送連盟をはじめ、主要なメディア団体がこぞって反対を表明してきた、いわゆる「メディア規制」3法案のうち、個人情報保護法案人権擁護法案が今国会で実質審議に入りました。青少年有害社会環境対策基本法案はまだ、国会に提出されていません。
 個人情報の保護は必要です。独立した人権救済機関の新設も結構なことです。しかし、これらの法案には、取材の手足をしばり、調査報道等をやりにくくしかねない、重大な欠陥があります。
 国民の財産である「表現の自由」「知る権利」は、活発な取材活動によって、支えられています。いまの形のままでは、これらの法案はその基礎を崩すおそれがあるのです。国民のみなさんが強い関心を持って、国会審議の行方を見守る様お願いします。

2002年4月
株式会社東京放送



「メディア規制法案」ここが問題