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過去の放送内容

2012年8月28日(火)

「教科書にのせたい! 判定なし」

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ミクロでわかった!生き物の秘密

魚の年齢は、ウロコを拡大して見ればわかる!
ウロコをよくみると、年輪のようなものが・・・。
これは、木の年輪と同じで、これを数えれば年がわかる。
このように、生き物をミクロで見れば、その秘密が見えてくる!!

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(1)ミツバチ 
花の蜜をせっせと集めて運ぶミツバチは蜜を吸うとき、花の中に頭を突っ込む。
でもそこは、花粉でいっぱい!
なぜ、ミツバチの眼には、花粉がつかないのか? それには驚きの仕組みが・・・。
なんと眼から無数の毛が生えている!
この毛は、花粉が目にくっついて視界をさえぎるのを防いでいる。 これは、花から蜜を集めるミツバチ特有のもの。
蜜を集めない、スズメバチの目には毛がないのだ。

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(2)イカ <クイズがあります> 
獲物をとるとき、10本の足で瞬時に捕らえる、イカ。
その足には、たくさんの吸盤がついている。
しかも吸盤には、吸い付くだけじゃない意外な、あるモノがついている。
問題です。吸盤についているあるモノとは何でしょう?


(2)の正解はこちら

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(2)の正解 
吸盤のふちにギザギザの歯がついている。
吸盤の一つ一つに王冠のような歯がはえていて、捕まえた獲物が逃げられないようにできている。
ちなみにタコは、大きな足と吸盤で獲物を絡めとるので、タコの吸盤には歯はない。

「教科書にのせたい! 判定なし」

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1年に1度だけ!海の中で見られる絶景

オーストラリアのグレートバリアリーフ。
1年に1度、ある夜にだけ見られる神秘の絶景があるという。
それは・・・サンゴの一斉産卵。
暗い海の中を埋め尽くす直径1mm程の小さな卵、例年11月の満月から4~5日後に見られているが、どうして一斉産卵するのかその理由や仕組みなど詳しい事はまだ分かっていない。

「教科書にのせたい! 判定なし」

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鳥についていったら本当の自然が見えた!!

ネイチャードキュメンタリー界の奇才“ジョン・ダウナー”
彼は、本物の鳥そっくりの模型をつくりカメラを搭載させて群れに潜入させたり、鳥に負荷のかからない特別な小型カメラをのせたりして、まるで鳥に乗って世界中を旅しているような映像の撮影に成功!
制作4年、撮影40か国以上。
渡り鳥にひたすらついていくという、世界中を駆け巡る、かつてない壮大なプロジェクト!!
その行く先々で待ち受けていた本当の自然の姿とは!?

(1)世界初!エイの大群大ジャンプ 
アメリカ西海岸を移動中のペリカンについて行った!
そこで目撃したのは、エイの大群が一斉に大ジャンプをする姿。
ジャンプするのは群れの端にいるエイが多いため、エビを囲い込みやすくしているとの説もあるが、なぜ、このような行動をとるのかはわかっていない。

(2)フラミンゴハンター
ケニア中央のボゴリア湖。
ここには、世界最大のフラミンゴの群れがいる。
彼らの行動を追いかけるために、溶岩型カメラとフラミンゴに模したカメラを設置。
すると、突然、一斉に逃げ出すフラミンゴたち。
なんと、ヒヒが現れたのだ!
フラミンゴが湖に集まることを知っているヒヒにとって、ここは格好のエサ場。
群れからはぐれた1羽に狙いを定めたヒヒは、なんと飛び立つフラミンゴをジャンプで捕獲!
そこには、地球に生きる真の野生の姿があったのだ。

(3)ハンティングに便乗
アフリカの最南端、この辺りの生き物を知り尽くしているカモメについて行った!
すると、眼下には1万頭のオットセイ、彼らの頭上で旋回を始めたカモメたち。
実は、彼らはあるものを待っているのだ。それは、ホホジロザメ!
そう、カモメはサメが仕留めたオットセイのおこぼれを狙っていたのだ。
サメによる狩りのシーズンを知っているカモメたちは、この時期を決して見逃すことはないという。

「教科書にのせたい! 判定なし」

人体の不思議

(1)『火事場の馬鹿力』はいつでも発揮できる!!
人間が突然の危機に発揮する普段は考えられない、常識を超えた能力。 いわゆる『火事場の馬鹿力』はある方法を使えば自由にコントロールすることが出来る!!
今回、体を張って実験してくれたのはKAT-TUNの筋肉担当、上田竜也君!
実験内容は、上田君に懸垂をひたすら繰り返してもらい、限界に達した時、ある方法で、火事場の馬鹿力を引き出すというもの。
軽快なペースで懸垂を続ける上田君だが迎えた26回目でついに限界宣言。 その瞬間、すぐ隣で陸上競技などで使う、スターターピストルを鳴らす。すると、さらに1回、けん垂をすることができた!これこそ、火事場の馬鹿力!
実は、人間の筋肉は、常に全てを使っていると自分の体を傷めてしまうため、普段は脳によって、使える筋肉にリミットをかけている。しかし、筋肉が限界を迎えた時、大きな音で脳に刺激を与えると、意図的にこのリミッターを外す事が出来るのだ。
また自分でリミッターを外したい場合は大きな声を出すことも有効。スポーツ選手が上げる大声は筋肉を最大限に使うために効果があるのだ。
ただし、あくまでも脳のリミッターは筋肉を傷めないための安全装置。 火事場の馬鹿力を使用するのはくれぐれもここぞという時だけにしよう!!

(2)別腹はある!しかも甘いものじゃなくてもある!!
女性がよく言う言葉、『甘い物は別腹!』この言葉は本当! しかも甘い物だけでなく大好きな物であればなんでも別腹ができる!
体を張って実験してくれたのが、本日2度目の登場!KAT-TUN、上田竜也君!
まずは、上田君が2番目に大好きという、お寿司をお腹いっぱい食べてもらう、その状態の胃をレントゲンで撮影、胃はお寿司で埋め尽くされている状態。 そして、このレントゲンを撮影したまま目の前に上田君が1番好きな、フィレステーキを見せてみると・・・。
なんと、ステーキを見た直後から、胃の上部に空間が出来はじめた! そう!これこそ、別腹の正体!!
実は、満腹かそうではないかを判断しているのは胃ではなく脳。そのため、胃がいっぱいでも好物を見た瞬間、脳は食べたいという指令を出す。すると、指令を受けた胃が活発化。どんどん食べ物を腸へと送り出し、好物を食べるための空間、いわゆる別腹を作り出すのだ!
そのため、大好物を最後に食べるためにとっておく人は、たとえ満腹でも別腹が出来て食べることができるため、食べ過ぎによる肥満の原因になる可能性も!

「教科書にのせたい! 判定なし」

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もう見られなくなる!?知られざる世界遺産の現実

世界遺産、その多くは観光地として注目を集め、訪れる多くの人々を感動させている。
しかし、そんな世界遺産には知られざる現実があった。
1987年に世界遺産に登録され、観光客で賑わう“水の都”【ベネチア】。
実は毎年アクアアルタという高潮が発生すると、町中が水浸しになる水害に襲われていた。
温暖化による海面上昇、地下水のくみ上げによる地盤沈下によって、近年その頻度が高まり被害も拡大している。

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貴重な海鳥や海洋生物の生息地として世界遺産に登録された【北西ハワイ諸島(パパハナウモクアケア)】でも悲劇が。
人間の立ち入りが制限された島の海岸を埋め尽くしていたのは、太平洋中から流れ着いたゴミの数々。
海流の影響で太平洋各地から漂流ゴミがこの周辺に集まってしまうのだ。
中には日本からのゴミもあり、決して私たちに無関係な話ではない。

「教科書にのせたい! 判定なし」

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ゴミ問題は地上だけではない!宇宙でも!!

テレビ、天気予報、カーナビ、携帯のGPS。 今や生活に欠かすことのできないこれらに共通することといえば、人工衛星。この人工衛星が、実は、ある深刻な問題を引き起こしているという。
それは・・・“宇宙ゴミ”。
宇宙ゴミとは、任務を終えた人工衛星やその残骸のことで、任務を終えると多くの人工衛星はそのまま放置され地球を回り続けているのだ。
今現在、地球をまわっている人工衛星は、なんと6000機以上! しかしその内、実際に稼働しているのは、わずか5%!なんと残り95%は宇宙ゴミなのである。
このままでは、運用中の人工衛星や宇宙ステーションにぶつかるという危険性が!
さらに、宇宙ゴミが大気圏を突入して地上に落ちてくる可能性もあるという。
そこで宇宙航空研究開発機構JAXAが考えているのが“宇宙ゴミお掃除衛星”!! これは、ロボット衛星のアームで宇宙ゴミを捕まえ、ゴミと共に大気圏に突入して、最終的に燃え尽きるという仕組みになっている。
しかも、日本の漁網メーカーが開発した特別なヒモを使うことで、燃料を使わずに大気圏に落とすことができるという。

「教科書にのせたい! 判定なし」

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台風で身近なモノが凶器に変わる!?

台風シーズンが到来。
身近な物の飛来が、大きな被害のきっかけになることがあるという。
一体何が飛ぶと、どんな影響があるのか?
京都大学・防災研究所の実験装置を使って、検証をしてみた。
瞬間風速50m/sの状況下で、サンダル、ビニール傘、濡れた雑誌を飛ばすと、窓ガラスが粉々に。また、濡れた洗濯物もガラスを突き破る威力を持つように。
さらに、飛来物が窓ガラスを割ったことがきっかけで、家の中に風が入り、家屋の内側から屋根を押し上げられ、屋根が吹き飛んでしまうケースも多いという。

「教科書にのせたい! 判定なし」

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「世界の終わり」に備えて、「箱舟」がすでにある!

北欧ノルウェーのスバールバル諸島。
人が定住する場所としては世界最北端といわれ、永久凍土が広がっている。
ここに2008年、未来のために大切な「生命」を保存しておく、「箱舟」がつくられた。
ただ、保存されたのは、種子=作物の種。
今後、気候変動や病気、開発などの人間活動によって、ある種の種子(遺伝子)が失われても、
ここでバックアップできる仕組み。
貯蔵能力は450万種。種類によっては2万年以上も保存可能という。