2009/1/6
もうひとつの「菌類のふしぎ」展 [あと7日!]
来週の月曜日でいよいよ展覧会は終わりになります。思えば、本当に試行錯誤の連続でした。年末に部屋の掃除をしていたら、1年以上前に作っていた構想というのが出てきました。開催パートナーも決まり、基本デザインをする時点での構想で、展覧会としての章立てはそれなりに固まっています。でも、現在のやつとはかなり異なっているので、裏話として紹介しましょう。[]には、現在の構成との比較を示しました。
0. 宇宙 [現在の展覧会では消失]
1. 命の星地球は菌類の星 [イントロに当たりますが、もっと壮大なスケールでした]
2. 菌類の誕生 [現在の第1章と第2章の一部]
3. 菌類の多様化 [現在の第1章の一部と第2章。両章の区別はあまりしっかりしていなかった]
4. 菌類が支える森(環境の調和者:菌類) [現在の第7章+第3章]
5. 菌学者の部屋 [現在の第6章]
6. 菌類と私たちの生活 [現在の第3章の一部]
7. 菌類研究最前線 [現在の第3章のカエルツボカビ+高松塚+α]
8. 菌類と地球の未来 [現在の第7章]
おかしなことに、現在の第3章の中心をなしているきのこの樹脂硬化品や、光るきのこについてはあまり意識されていません。このころは、まだ可能性について検討する程度にとどまっていたのかもしれませんね。