2008/12/8
こだわり:キャプション
キャプションというのは、展示物に付ける説明のことですが、これがまた難しい。説明を長く書きすぎれば、見てもらえなくなる。あるいは停滞が生じて、人の流れが維持できないという運営面の問題が生じます。短か過ぎれば、分からない。今回の展覧会には展示物が多いため、多く書きすぎるのは禁物です。
そこで、いったん、150字程度のキャプションを書いて関係者で読んでみました。自分でいうのもナンですが「長すぎる・・・・」。そこで、「タイトルを含めて100字」というのを原則にしてキャプションを書きました(原則ですから、例外もけっこうありますよ)。これならば、だいたいぱっと読めそうです。どうですか?
でも、どうしてもちゃんとした説明をするためにはどうしたらいいか・・・。すると、デザイナーさんが、「樹先生にがんばってもらいましょう」と、ご提案。なるほど、マンガの中でも樹先生は、えらく詳しい話を長〜く話す人ですものね。かくして、前半は樹先生が大活躍となりました。実は「もやしもん」に出てくる人間キャラで展覧会に出てくるのは、この人だけ(あと沢木も劇場のなかでちょっとだけ出るね)。