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菌類市民権向上委員会

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2007/12/5

白樺文学館

白樺といったら何を想像されますか?ベニテングタケのホストの一つ?まあ、そういうのもありですが、白樺派といえば、志賀直哉が所属した文学の流れですね。
志賀直哉は我孫子に住んだことがあるそうで、それを記念して、我孫子には白樺文学館というのがあります。
さて、そこにお勤めの方から、志賀直哉と交流があり、自然科学にも造詣が深い小熊太郎吉さんという方が、科博に冬虫夏草(セミタケ)の標本を預けてあるということなので、見せて欲しいというリクエストをいただきました。残念ながら、いったんは見つからずあきらめかけていたのですが、最近、まったく偶然にその標本が見つかりました。
展示向け、ということで、標本管理番号を与えずに、別な場所で管理されていたのです。
今日、小熊さんのお孫さんたち、関係者が科博に関係者がお見えになり、その標本とご対面。おじいさんが60年以上も前に預けられた標本。感慨深そうですね。
それにしても、文学と標本。一見全く関係がなさそうなのに、思わぬところで交差するものですね。
科博には、このように貴重な標本が多数あります。こういうのも、展示できるといいですね。



写真の説明:
これが昭和15年に科博に寄贈された標本。手に持っているのは、当時の科博の広報誌「自然科学と博物館」。この標本が表紙に使われている。

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